任意じゃない!? お巡りさんの「職務質問」は拒否しちゃダメってほんと? (2/2ページ)

学生の窓口

これは警察官職務執行(しょくむしっこう)法・2条(質問)に明記され、

 ・異常な挙動や状況

 ・悪いことをした、もしくは「しようとしている」

などの条件が揃った場合、そのひとを「停止」させ「質問」できる、と定められているからで、任意と表現されるものの「もし良かったら」の意味ではありません。ただ歩いていただけなのに、と気を悪くするひとも多いでしょうが、犯罪やその予定を知っている「かも」しれないひとも対象ですので、いつ、誰が呼び止められてもフシギではないのです。

■「警察まで来て」はタイホじゃない

警察まで一緒に来てもらえる? と言われたら、どうするべきでしょうか? これも任意と表現されていますが、扱いは「停止」と同様ですので、素直に従うべきでしょう。

これは2条(質問)-2によって、

 ・本人(質問されているひと)にとって不利

 ・交通の妨害になる

場合は警察や交番への同行を求めることができる、と定められています。ただし明らかに「違法」と判断されるまでは、ムリヤリつれて行かれることもありませんし、すべての質問に答える必要もありませんから、いわゆるタイホとはまったくの別モノ。やましいことがなければなおさらで、行って話をするだけ、と考えるべきでしょう。

酒席の増える年末は、なにかとトラブルが起きやすい時期ですので、お巡りさんに声をかけられる機会があるかも知れませんが、任意=応じなくても良い、の意味ではありませんのでご注意を。

■まとめ

 ・警察官職務執行法により、お巡りさんは「停止」や「質問」を求めることができる

 ・職務質問は、犯罪を知っていそうなひとも対象。悪人扱いされているわけではない

 ・警察まで来てと言われても、タイホの意味ではない

(関口 寿/ガリレオワークス)

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