「しつけポスター」で驚きの効果!? 子どもが前向きに取り組みたくなる言葉のヒミツ (1/2ページ)
最近は駅の公衆トイレで「汚く使わないで!」などと上から目線で書いてある貼り紙をあまり見たことがありません。たいてい「いつも綺麗に使って頂いて有難うございます」と書いてあります。そして、たいがいトイレは綺麗です。どうしてでしょう?
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子がトイレの貼り紙効果としつけに活かせることについてお話します。
■否定されると腹が立つ
筆者の家の近所の小売店のシャッターにある貼り紙。そこにはデカデカと荒れて怒った文字でこう書いてあります。
「犬の立ち小便禁止」
これを見た友人は「こういうのなんか腹が立つよな!“犬”って書いてあるけど“人”だったら立ちしょんは構わないのかな?」と怒っていました。
駅の公衆トイレでも「汚く使うな!」と書いてあると、「トイレットペーパーの先を三角に折っておこう」とか紙が切れたとき「次の人のために予備をセットしておこう」の気持ちにはなれませんよね。
しかも、まだ何もやっていないのに「きっと汚すに違いない、何か悪さをするだろう」の性悪説で書かれると疑われているようで気分が悪くなるものです。
実は「綺麗に使って下さってありがとうございます」の方が断然効果があるのです。
■人間は視覚優位
口で何回も「片付けなさい!」と叱るよりも、片付けている状態の写真を貼っておく、「靴をきちんと揃えなさい!」と注意するよりも玄関の床に足形を貼っておくと数回で出来るようになります。
人間は視覚優位な生き物で、“百聞は一見にしかず”だからです。
先生が大事なことを黒板に板書したり、会議のプレゼンでパワーポイントを使うのもこれと同じですね。
公衆トイレの貼り紙も、いつも見張りの人を置いておくわけにはいきませんから貼ってあるわけです。でも、効果的ですよね。
■しつけに貼り紙効果を活用しよう
子どものしつけに最近のトイレの貼り紙を活用しましょう。