「グラブル」運営にユーザー激怒…人気声優「ステマ疑惑」にも飛び火 (2/3ページ)

デイリーニュースオンライン

 これが規制対象になった「コンプガチャ」(絵合わせ)に該当するとの批判が生まれたのである。事前に告知してなかったから問題ないとの意見もあるが、同ゲームのプロデューサーがネット生放送でそれをにおわせる発言をしていたために微妙な状況になっている。

 これらの問題に一部のユーザーは激怒し、消費者庁への通報や返金を求めたりといった行動に。さらに署名サイト「Change.org」では消費者庁による立入検査を求める署名活動が展開され、1月9日未明の時点で1000人以上の署名が集まっている。

運営が謝罪も…「論点がズレてる」と火に油

 この猛批判を受けて運営サイドは1月8日、ゲーム内で謝罪文を発表した。

 運営側は「お客様に大変ご不安の念を抱かせてしまっておりますこと、先ずお詫び申し上げます」と謝罪しつつ、ガチャの確率については「出現率アップの値は、それぞれの武器ならびに召喚石ごとに上昇しています」として不正はないと説明。また、ベアトリクスの性能表記については実際のスキル効果に合わせて「(説明文に)齟齬があったため文言表記を修正」したと報告している。

 だが「アンチラ」の出現率については触れられておらず、コンプガチャに関する疑惑も黙殺。いずれも騒動の核心であるだけに「説明になってない」「的外れにも程がある」「論点がズレすぎ」などと、さらなる批判が巻き起こっている。

「特定キャラの出現率も問題ですが、特にコンプガチャ疑惑はしっかり釈明しなければいけないはずです。また、グラブルがどうなのかはわかりませんが、悪質なゲームになるとガチャ課金すればするほどレアキャラの出現率が下がるというシステムが組み込まれていることもある。収益率が求められるあまり、運営側はコンプガチャ規制の二の舞になりかねない状況に突き進んでいる」(ソーシャルゲーム関係者)

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