銃大国アメリカの鍵を握る企業「スミス・アンド・ウェッソン」とは? (3/3ページ)
「銃がなければ我々は殺される」と、全米ライフル協会や保守派の政治家が何度も訴えかけた結果である。
そして話は最初に戻る。2015年1月5日、S&Wの株価は、この日だけで11パーセントも高騰した。

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「銃がなくなることへの危機感」を最大限に利用し、平時でも安定した会社経営を確立させつつある。
政治家にとって、銃器メーカーからの支援は非常にありがたいものだ。選挙が近づいた候補者は、企業から直接献金を受けなくてもいい。
「銃規制に断固反対」と言っていれば、あとは全米ライフル協会がテレビコマーシャルを作ってくれる。広告費用という、議員事務所の経理担当が、最も苦悩する課題が解消されるのだ。
あの時オバマ大統領が流した涙は、そんな構図に半ば絶望する悔し涙でもあるのではないか。
【参考・画像】
※ Smith&Wesson
※ Yahoo!ファイナンス
※ fusho1d / PIXTA