【アニメ漫画キャラの魅力】世渡りは彼に学べ!?天才的知略家「磯野カツオ」の魅力とは?『サザエさん』 (1/2ページ)

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 夏休みの短い北国に住む者にとって腹立たしかったのは、8月31日に「今日で夏休みも終わりです」とごく当然のようにアナウンサーが話す事でした(その分冬休みが長いのですが)。子供心にも、東京を中心として毫も疑わぬその態度に限りない傲慢を感じたものです。しかし、カツオが8月最終週に恒例行事として宿題に苦しむ姿を見ていると、不思議とその反感も徐々に緩和されていくのです。また、冬でも半ズボン姿のカツオを見た時は、素直に東京との気温差を感じたものでした(半ズボンなのにマフラーは若干の違和感を感じましたが)。


⇒磯野カツオとは?(サザエさん)
http://www.charapedia.jp/character/info/1425/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■社会に出てから力を出すタイプ

 「磯野カツオ」は、学校の勉強が優秀であってはいけません。カツオが優秀であっては、『サザエさん』は日常からささやかなトラブルを生み出すポテンシャルを失ってしまうでしょう。そんな勉強が苦手なカツオですが、生活の中で自らの利益を図る知略は天才的です。

 カツオの知略のおもな「被害者」の一人に「マスオ」さんがいます。カツオはマスオさんの磯野家の中での微妙な序列を感じ取り、すれすれのところで彼から色々な利益を引き出します。このような才覚は、家庭内より他人に買われる事も少なくなく、花沢さんのお父さんを筆頭に、修学旅行先の旅館で気に入られ「養子にならないか?」と申し出があったほどです。

■対イクラちゃん要員

 カツオの天才的な「生きる力」が発揮される典型的な例として、イクラちゃんの扱い方があげられます。このアニメの主なモチーフのひとつとも言える「イクラちゃんのわがまま」。タイコさんが「イクラ、いけません!」と言おうが、タラちゃんが「ああ、イクラちゃんだめですー」と言おうが、イクラちゃんは変わらず暴走を続けます。しかし、カツオの場合、直接その行動を止めようとはせず、“他者に迷惑にならない行動”を代わりに示すなどして台風・・・もといイクラちゃんの暴走の被害を軽減するのです。

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