スタジオ設立30周年記念「ピクサー展」 (3/4ページ)
驚くべきことに、ピクサーには技術スタッフと同じくらい多くのアーティストやデザイナーたちが在籍しており、彼らはストーリーや映画のビジュアルなどを考える企画の構想段階で、手描きのドローイングやパステル画、デジタルペインティング、彫刻などを数々生みだし、ピクサー作品の創造性を支えています。
本展は、そうした創作活動にスポットライトをあて、ピクサーに所属するアーティストたちが映画制作の過程で創り出した多種多様なアートワークの全貌を紹介するものです。 2005年にニューヨーク近代美術館でスタートし、世界各国で好評を博した世界巡回展が、 2016年、スタジオ設立30周年を記念した作品群を加え、構成を新たにして日本に上陸します。
【展覧会のみどころ 】
◇ 世界初のフルCG アニメーション映画『トイ・ストーリー』(1996年日本公開)から最新作『アーロと少年』まで、映画制作の源となったアートワーク約500点を一挙公開。
◇ ピクサーがアニメーション制作で最も大事にしている「ストーリー」「キャラクター」そして「世界観」を、多才なアーティストたちが様々な技法を使って表現!
◇ 大型ゾートロープや迫力のスクリーン映像でピクサー・アニメーションの世界観を表現!
この世界巡回展のために特別に開発された2つのインスタレーション、「トイ・ストーリー ゾートロープ」と「アートスケープ」が登場します。
「トイ・ストーリー ゾートロープ」は、円盤の上に配置されたウッディやバズといった『トイ・ストーリー』に登場するキャラクターの立体フィギュアたちを暗闇の中で高速回転させ、それらをストロボライトで照らすことでキャラクターたちがあたかも生きて動いているように見せる装置です。アニメーションの原理を体感できます。
アートスケープは平面に描かれたアートワークを、デジタル技術を用いて三次元(3D)の動画へと変換し、幅10 メートルを超える大型スクリーンに投影するインスタレーションです。アートとテクノロジーの融合により生まれたこのインスタレーションは、見た人をまるでピクサーの世界に紛れ込んだような臨場感あふれる空間へと誘います。