【CES 2016】トヨタの人工知能研究TRIがもたらす自動運転の未来 (1/2ページ)
source:http://newsroom.toyota.co.jp/
トヨタ自動車の歴史を遡ると、自動織機時代の1933年、自動車部門の設立に辿り着く。いまやトヨタが織機を作っていたこと、そして日本の産業の柱ば紡績であったことを意識する人は少ない。
そして2016年、トヨタは人工知能技術の研究・開発を行う新会社Toyota Research Institute, Inc.(TRI) を設立。
地味なニュースだがこれがトヨタの歴史、そして自動車の歴史を塗り替える記念すべき事柄と評価されるのは80年後なのかも知れない。
■ 自動車からロボットへの変革
今回設立した TRIの顔ぶれは錚々たるものだ。CEOのギル・プラット博士は人工知能を専門とし、DARPAでロボット技術の競技大会『DARPAロボティクス・チャレンジ』を推進した、生粋の研究開発者だ。
そして同じく、DARPA、MIT、カーネギーメロン大学から機械学習、クラウドコンピューティング、自動運転技術、シミュレーション・制御といった専門性の高い研究者が集められている。

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ここに5年間で20億ドルも投資し、次世代の自動運転自動車を開発しようという狙いだ。
これまで自動車製造といえば、よりよい体験はよりよいハードウェアから生まれてきた。しかしトヨタではハイブリッド化が進み、次世代自動車FCVの開発がひと段落ついた今、そのフォーカスはソフトウェア側へ大きくシフトしようとしている。その最たる例が自動運転技術だ。
集められた人材はこれまでの自動車業界の常識を打ち破り、ソフトウェア中心の開発者だ。特に人工知能に関連する技術については世界トップといっていいだろう。
そのトップラクスの人材が開発しようとしているのが、自動車のロボット化である。