KARA解散後に待ち受ける茨の道「親日イメージ強く日本進出しか道がない」 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「KARA JAPAN OFFICIAL FANCLUB」より
「KARA JAPAN OFFICIAL FANCLUB」より

 韓国の4人組アイドルグループ「KARA」の解散が決定した。4人中3人のメンバーが事務所の移籍を決断し、現地メディアはもちろんのこと日本のファンの間でも大きな話題になっているのだ。KARAは韓国グループの中でも「親日派」として知られ、脱退組は日本での活動を視野に入れているとの見方もあるが、それに「知英(ジヨン)にはなれない」との厳しい声が上がるなど波紋が広がっている。

4人中3人の脱退確定で「解散」不可避に

 KARAは2007年に韓国でデビューし、シングル『ミスター』の“尻振りダンス”で日本でも爆発的な人気を獲得した。しかし、その後は事務所とメンバーの軋轢が伝えられるようになり、2014年に知英(ジヨン=21)とニコル(24)が脱退。主に待遇面に不満があったとされた。

「韓国の芸能界は“奴隷契約”が横行しており、待遇をめぐる衝突が絶えません。その中でもKARAは特に酷く、当時は『月給1万円』だったといわれていましたから脱退もやむなし。単純に独立や移籍を画策すれば事務所の圧力によって潰されかねませんが、最近はタレント側も真っ先に圧力対策の後ろ盾を確保するなど賢明になってきた」(芸能関係者)

 さすがに待遇が多少改善され、残ったメンバーのパク・ギュリ(27)、ハン・スンヨン(27)、ク・ハラ(24)に新メンバーのホ・ヨンジ(21)が加わってKARAは継続。だが、それでも搾取の構図は変わらずに不満はくすぶり、ギュリ、スンヨン、ハラの3人は2016年1月15日付で事務所との専属契約を終了した。

 契約が残っているホンジは変わらず事務所に所属するが、3人の脱退によってKARAは事実上の解散となった。

「3人の脱退理由は待遇面だけでなく、グループの人気が落ちてきたことでソロ活動に転身したい気持ちが強まったことも影響している。現事務所はソロとして売り出すコネクションが弱く、あまり強く引き留めることもできなかった」(前同)

3人が脱退すればKARAのメンバーは契約が残っているヨンジのみだが、彼女も自身のインスタグラムのプロフィールから「KARA」の文字を削除。もはや解散は確定的のようだ。

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