コナン君、金田一君だけじゃないよ! 謎解きが面白い推理漫画7選 (2/3ページ)
民俗学者らしく、童話や民間伝承などをテーマにした事件ばかりで、横溝正史作品に通じるようなおどろおどろしい雰囲気もあって楽しめます。
●『探偵学園Q』原作:天樹征丸/作画:さとうふみや
『金田一少年の事件簿』のコンビが放った新たな推理漫画で、2001年から2005年まで『週刊少年マガジン』で連載されました。主人公・連城究(キュウ)は高い推理力を持つ少年ですが、「世界一の探偵」になることを夢見て、伝説の名探偵・団守彦が設立した探偵養成学校『DDS』に入学します。キュウはそこでQクラス(団守彦の後継者を養成するための特別クラス)の仲間たちと共に難事件の解決に当たります。
●『Q.E.D. 証明終了』加藤元浩
私立咲坂高校に通う燈馬想と水原可奈が次々と難事件を解決していく物語です。想はわずか15歳でMITの数学科を首席卒業した天才少年。可奈は想の助手を務める天真らんまんな少女です。この二人のコンビが非常に爽やかで良い読後感を残します。ちなみに「Q.E.D」とは「Quod Erat Demonstrandum(クオド・エラト・デモンストランダム)」の略で「かく示された」という意味があり、名探偵エラリー・クイーンの事件解決時の口癖として知られています。シリーズ作『Q.E.D. iff -証明終了-』が2015年4月から『マガジンR』で連載されています。
●『江戸の検屍官』原作:川田弥一郎/作画:高瀬理恵
江戸時代を舞台にした変わり種の推理ものです。北町奉行所の同心・北沢彦太郎、町医者・古谷玄海、女絵師・お月が不可解な殺人事件に挑む物語です。玄海は検死医として捜査を担当する北沢に助言を行います。お月は浮世絵師ですが、彼女は死体を見て生前の顔を再現することに長けているのです。現在でいえば復顔のプロでしょうか。『無冤録述』という当時の検死書を元に、できるだけ科学的に調査に当たる点が見どころです。