彼の「お母さん」になってない? 「尽くし過ぎ」の恋がもたらすデメリットまとめ
■尽くし過ぎの何がイケナイの?
人から「それって尽くし過ぎだよ」と言われても、本人にとっては彼に尽くすことが喜びになっているので、なかなかやめられないものです。付き合いはじめは、彼も「いろいろやってくれて可愛いな」と思ってくれます。しかし問題は、尽くし過ぎが続いてしまうことです。尽くされることに慣れた男性は、次第に彼女を女性としてではなく、母親のように感じてしまうようになるんです。専業主婦家庭で育った彼ならなおさら、身の回りのことを炊事から洗濯から何からやってくれる彼女を、「家事をしてくれる便利な存在」として慣れてしまうのです。そうなると、恋愛関係としては終了してしまいますよね。
また、尽くし過ぎの彼女が、「これだけしてあげているのに感謝されない」という不満を持つことも多いもの。好きで始めた「尽くす」行為も、相手からの感謝や愛情を感じられなければやる気が出ないものです。こうなってくると、彼としては「頼んでないのに勝手にやってるだけだろ」となってしまうのです。
■尽くし過ぎの恋が終わる瞬間
尽くし過ぎの恋が終わる瞬間は、急に訪れます。彼女本人は全く気付かない場合もあれば、「私って家政婦?」のように不安を抱いている場合もあるでしょう。終わりに多いのが、浮気です。彼の気持ちが、他の女性に移ってしまうのです。彼女のことを母親や家政婦のようにしか見られなくなった彼が浮気をしたり、尽くし過ぎの彼女を重く感じた彼が他の女性に逃げることで、この恋は急に終わりを迎えてしまうのです。
■バランス感覚が大切
そうならないためには、やはり「尽くし過ぎ」をやめなければいけません。何でもかんでもやってあげることは、彼女という存在への彼からの愛情にはつながらないのです。大切なのは、お互いがお互いを必要としていて、しかもそれぞれは自立していること。ほどよく依存していて、ほどよく自立している状態です。
今まで「尽くし過ぎ」の恋愛を繰り返してきてしまった女性にとっては難しいかもしれませんが、できることから始めましょう。「夕飯は私が作るから、皿洗いはお願いね。拭くのは一緒にやろう」といった提案から始めてみてはいかがでしょうか。
(ファナティック)