中日・落合博満GM 背番号「暴走シャッフル」支配にあの山本昌もボー然 (2/2ページ)

アサ芸プラス

一種の“洗脳”なんですよ」

 落合氏は監督就任直後に「7」をつけていた谷繁元信監督(45)の背番号を森祇晶氏(79)や古田敦也氏(50)ら名捕手がつけていた「27」にならって変更したり、平田良介(27)から「8」を剥奪して「40」を与えるなど、何度もシャッフルを繰り返してきた。今回も背番号のバーゲンは「34」だけにとどまらず、昨年限りで引退した名球会男・和田一浩氏(43)の「5」もドラフト5位の阿部寿樹(26)にアッサリと。同じく退団した川上憲伸(40)の「11」はドラフト1位の小笠原慎之介(18)に渡している。名古屋のメディア関係者が明かす。

「小笠原二軍監督が背負っていた『36』を与えた石岡諒太(23)はドラフト6位なんですが、実は落合氏がずっと目をつけていた選手。小笠原二軍監督の代名詞だった豪快なフルスイングが持ち味で、本人も『落合GMが目標』と話している。“私情”を感じます」

 しかも今回の暴走シャッフルは、背番号だけで終わらなかった。25人が暮らす独身寮「昇竜館」の部屋替えも敢行したのだ。13人が退寮するという事情も手伝ったとはいえ、これも気分を一新させると同時に、力を見せつける「オレ流恐怖政治」の一つと言える。

 谷繁監督も落合氏の介入手法に何かと拒絶反応を示しているだけに、それらが裏目に働けば──フロント、現場、選手の一体感が失われ、2リーグ制後初の4年連続Bクラスの屈辱を味わうことになるのかもしれない。

「中日・落合博満GM 背番号「暴走シャッフル」支配にあの山本昌もボー然」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 1/21号山本昌中日落合博満プロ野球エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る