元ジャニーズ・平本淳也が見た"SMAP解散騒動"の決着点とは? (3/3ページ)

東京ブレイキングニュース

これまで何度も繰り返されてきた「ユーたち、辞めたいって言ったじゃん」「もう知らないよ」というジャニーさんの口調が想像に難くない。

 そう考えると今回のSMAPの行動はやはり早計であり、大きな勇み足だった感は否めない。とくに中居の気持ちからすれば、メリーさんの言葉や態度には腹も立つし許せないだろう、また飯島さんにおいても可哀想だし自分が力になってあげたいと思うのも理解はできるが、思い通りにはならないのが人生であり、また特殊な芸能界ではより厳しい窮地に追いやられるのもある程度は予見もできたはずだ。

 しかし、その窮地から救えるのもジャニーズしかないのだろうと僕は思う。かつてジャニーズ事務所は「ファミリー」であった。ジャニーさん父、メリーさん母、そしてジュニアたちはその名の通り子供たちという構図だった。SMAPはジャニーさん&メリーさんと一緒にドライブしたり、映画を観に行ったり、家族のような仲で過ごした最後の世代でもある。あの頃を思い出すと、もう一度「ファミリー」として結束し、事態を解決してもらえたらと祈るばかりだ。

Written by 平本淳也

Photo by [D]izkography

Profile●ジャニーズ出身の実業家、作家、投資家。10歳でジャニーズ事務所から芸能界入り、30歳過ぎまでアイ ドルを続け、現在もテレビや雑誌で活躍を続けるなか、月間100万アクセスを獲るカリスマブロガーとしても知られる。22歳のときに物書きデビューして以来、34冊の書籍を発表。

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