成長が遅い子どもには、教育より「モチベーションUP」が最優先なワケ (1/2ページ)
子どもが成長するにつれ起こる様々なクリアしたい課題がありますが、他の子どもと比べて成長が遅いと親として焦ってしまいますよね。
でも、人は何かをするにあたって“動機”がないと動こうとしません。それは大人だけでなく子どもも同様です。
今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“子どもが成長するにつれてクリアしていきたいこととモチベーションの持たせ方”をお話します。
■1:言葉の習得スピードが遅い
まだ1歳そこそこなのに「ママ、抱っこして」と主語述語をきちんと使って2語文まで話すママ友の子どもを見て、わが子は「ワンワン」「ニャーニャー」しか喋れないと嘆き、「ひょっとして何か障害があるのかしら……」と不安感に駆られてしまう方がいます。
では、そもそも言葉とは、なんのために存在するのでしょうか?
人と“コミュニケーション”をとるためですよね。言語訓練的なことをして、たとえ単語の数が増えたとしても本人が周りと関わりたいと思っていなければ、なかなかお喋りするようにはなりません。
例えば、公園や子育てサロンなどに足を運び、他の子ども達と関わらせたり、「貸して」「ちょうだい」と声に出して言ってみたら玩具が手に入ったといった経験を通して“言葉を使おう”と思ったりするのです。
■2:文字に興味を示さない
文字も同じです。絵本の読み聞かせをして文字の読み方に興味を持ってくると、今度は“あ”とか“い”とか書いてみたくなります。でも作文的なものに発展するためには“誰かに伝えたい”と思う気持ちが必要になってきます。
そのためには、子どもなりの交友関係が広がっていることが大切です。“お友達とお手紙交換してみたい”という動機が芽生え、文章を書くきっかけになります。
ですから、作文教室に通わせてもやる気となるきっかけがなければお決まりの文章をだだ書くだけになってしまいます。
■3:オムツが取れない
オムツにしても、全体発達の中で自然に取れていくものです。