え、そっちが本体!? イチゴは「つぶつぶ」&リンゴは「芯」の部分が実だってほんと? (1/2ページ)

1~2月に旬を迎える「イチゴ」。ひと口で食べきれない「大きな実」なんて表現されますが、赤い部分は「実」じゃないのはご存じでしょうか?
イチゴの赤い部分は花托(かたく)が正式名称で、本来は「花」を支えるための土台に過ぎず、本当の実は「種」だと思われている黒いツブツブ、ほとんど実じゃないものを食べているのです。また、リンゴの「実」は、食べずに捨ててしまう「芯」の部分… 実だとおもっておいしく頂いているのは、ニセモノを意味する偽果(ぎか)なのです。
■イチゴの実は「ちょっと」だけ
そのまま食べてもスイーツでもおいしいイチゴは、
・赤い部分 … 実
・黒いツブ … 種
と思うひとがフツウでしょう。ところがじつは半分マチガエで、赤いところは実ではなく、花托(かたく)と呼ばれる「土台」に過ぎません。
花托は花床(かしょう)とも呼ばれ、本来はおしべ/めしべを支えるのが目的で、フラワーアレンジメントの「給水フォーム」のように「花を挿すためのもの」と考えればわかりやすいでしょう。おいしい! と食べているイチゴの正体はふくらんだ花托で、本当の実は黒いツブ。これこそが種であり実なので、おもしろがって取り除いてしまうと、イチゴの「抜けガラ」を食べていることになってしまうのです。
デコボコのイチゴはなぜ生まれるのでしょうか? これはめしべとおしべが受粉すると花托がふくらむためで、残念ながら受粉せず「実」ができなかった部分はヘコんだまま… その結果、かたちがイビツなものができるのです。本来は脇役のはずなのに、花托が変形していると等級が落ちてしまうイチゴは、ちょっとかわいそうですね。
■リンゴやナシは偽装食品?
お弁当にもよく使われるリンゴも、食べているのは「実」ではありません。丸かじりでも包丁でカットしても除外されてしまう「芯」の部分こそが、リンゴの実なのです。