SMAP独立騒動で不安視されるジャニーズ”飯島派グループ”の内情

デイリーニュースオンライン

Photo by KkleinRN
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 1月13日の「解散危機」報道で世間を騒がせたSMAP。スポーツ紙の第一報から5日後の18日には『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)にメンバーが生出演し、騒動について謝罪するとともにグループ存続が明らかになった。ひとまずメリー喜多川副社長(89)に活動継続を許された彼らだが、一方でSMAPの後輩グループ・Kis-My-Ft2の処遇に不安を抱くファンも少なくない。同じ“飯島派”だけに、SMAPもろとも、事務所内で“冷遇”されるのではないかと、戦々恐々のようだ。

 Kis-My-Ft2メンバーは、タッキー&翼やKAT-TUNなどのバックダンサーを経て、2011年8月にCDデビュー。デビュー前からSMAPとの“抱き合わせ商法”が始まり、メンバーの玉森裕太(25)は、同年4〜6月放送の香取慎吾(38)主演ドラマ『幸せになろうよ』(フジ系)で、連続ドラマ初出演を果たした。デビュー後は、中居正広(43)がMCを務めるバラエティ番組をはじめ、SMAPメンバーが主演を務めるドラマには高確率でKis-My-Ft2の誰かがセット出演していた。

「今回のSMAP解散騒動でメンバーを連れて独立を画策していたとされるSMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏は、Kis-My-Ft2のマネジメントも担当していました。飯島氏は自分が育てたSMAPと一緒にメディアに露出させることで、Kis-My-Ft2の認知度を上げていったんです。彼らのCDのクレジットにも『producer(プロデューサー)』という肩書きで飯島氏の名前が記載されており、Kis-My-Ft2が“飯島派”であることはファンにも周知の事実でした」(ジャニーズを長年取材する記者)

■“兄貴分”の造反失敗で懸念される悪影響

 SMAP効果もあり、現在は冠バラエティ『キスマイBUSAIKU!?』(フジ系)、『キスマイ魔ジック』(テレビ朝日系)などでも活躍するKis-My-Ft2。だが、SMAPの独立を計画した飯島氏は騒動の責任をとって近く退社の予定。今後のマネジメントはSMAPとともに嵐やTOKIOらを管轄する藤島ジュリー景子副社長(49)に完全移行することになる。

 しかし、“兄貴分”的存在だったSMAPも分裂騒動を起こした影響でメリー副社長の逆鱗に触れ、一部では「活動自粛などの処分があるのではないか」とも伝えられている。そのため、Kis-My-Ft2のファンはSMAPの活動継続が決定した後でも、

「中居さんやSMAPと仲の良いキスマイは今後大丈夫だろうか?」
「ぶっちゃけSMAPは人気固定されてるからいいよ。心配なのはキスマイだよ。事務所内での立ち位置大丈夫か?」

 と、ファンは不安の声をあげていた。

 しかし、前出のライターはこうしたファンの不安を一蹴する。

「そもそもSMAPとKis-My-Ft2には接点がなく、デビューと同時にバーターを組まされただけ。数年の“セット売り”によってSMAPに対する尊敬の念もあったと思いますが、Kis-My-Ft2は嵐や滝沢秀明(33)に懐いているメンバーが多いんです。SMAPの騒動が明るみになる前、12月発売の雑誌『duet』(ホーム社)では、Kis-My-Ft2・横尾渉(29)が嵐・大野智(35)を食事に誘い、『しゃべりたいこと、めちゃくちゃあります!』と、誌上でメッセージを送っていました。また、Kis-My-Ft2・千賀健永(24)も同誌で尊敬する嵐・櫻井翔(33)に『かまってください』とアピール。今後は嵐との共演も解禁されるものとみられるため、飯島氏&SMAPの“呪縛”から解き放たれ、メンバーも喜んでいるのでは。Kis-My-Ft2は昨年末の『ジャニーズカウントダウンコンサート』でもジュリー氏がマネジメントするグループと絡んでいましたし、ジャニーズでの立場は安泰でしょう」

 マネジメント能力の高い飯島氏という後ろ盾は失うが、嵐とKis-My-Ft2の共演を望んでいたファンにはうれしい日々が待っているかもしれない。

(文/恩田サチコ)

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