【ネットニュース編集者によるイニシャル鼎談】著名人の女性遍歴は“鉄板のニュースねた” (2/2ページ)
■「闇畑」というキーワードありきの記事も
山本 そして最後は、『外国人が多摩川を不法占拠?無法地帯と化す“闇畑”に潜入してみた』これは多摩川の河川敷に、中国人がいっぱい畑作ってるんですよ。で、バリバリと野菜を収穫して自分たちで消化してると、そういう微笑ましい農家の話があるんですよ。
中川 チャイナタウンができてるとかそういう話なんですか?
山本 タウンていうか、チャイナ畑ですよ。チャイニーズファーム。
中川 昨年4月に、千曲川に巨大な石像が出現して大騒ぎになってたじゃないですか。あれがすぐ撤去されたのに、こっちは大丈夫なんですか?
山本 多分ダメなので、これから問題視されるはず。でもまあ、そんな大事にはならないと思うんですけど、不法耕作っていうのが久しぶりに聞く単語だなってね。
漆原 しかも取材してるの、村田らむさんなんだ。ホームレスの潜入取材だとか、がっつり取材をされる方なんですよね。
山本 よくできてる記事だったんですけど、いかんせん、闇畑って単語がね。
漆原 キーワード的に面白いですよね。闇畑。
山本 あんまり聞かないですよね。
中川 農協とかがきて、「おいっ! これは闇畑だろ! 農業権を申請しろ!」っていって怒るんですかね?
山本 農協かどうかあれですけど、出荷できないだろってことで話を聞いたら、結局、自家消費なわけですよ。自給自足。
中川 じゃあ儲けてないから、いいんでしょって話?
山本 よくはない。勝手に耕作しちゃいけないのと、あと実は多摩川ってのは、簡単に水位が上がる川でもあるので危ないんですよ。ここには書いてないんですけど、闇畑関連というニューストピックスがあって、そこを見てみるといろんなコメントがあるんです。この前収穫直前で増水して流されたとか、悲痛にくれた中国人画像とかたくさん出てて、これはしょうがないなと。彼らには彼らの理由があって、これは村田らむさんの記事でも触れられているんですけど、日本ではなかなか食べられない中国野菜ってのがあるらしいんです。漢方含めてね。で、日本てのは耕作地も限られてるし、輸入しようと思うと高いので、彼らがわざわざ種を持ってきて作っている。でも違法ですって話なんです。
漆原 なるほどね。気持ちはわかる部分もあります。
山本 ま、闇ですからね。闇畑。
漆原 今日覚えて帰りましょう、闇畑。
山本 いやあ、以上がデイリーニュースオンラインでヒットした記事の一部なんです。どうです? 経済ニュースなんて一本もない。いやぁ、ゲスいですな。
(完)
(構成/デイリーニュースオンライン編集部 写真提供/『ホウドウキョク』)
【ネットニュース編集者によるイニシャル鼎談】羽生結弦の“結婚報道”がPVを稼ぐ理由
【ネットニュース編集者によるイニシャル鼎談】ベッキーのスキャンダルが大炎上する理由
プロフィール

ブロガー/個人投資家
やまもといちろう
慶應義塾大学卒業。会社経営の傍ら、作家、ブロガーとしても活躍。著書に『ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」』(宝島社新書)など多数
公式サイト/やまもといちろうBLOG(ブログ)
プロフィール

ライター/編集者
中川淳一郎
一橋大学商学部卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社しフリーライターに。『テレビブロス』編集者、企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々な、ネットニュースサイトの編集者となる。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)など多数
プロフィール

ライター/編集者
漆原直行
1972年東京都生まれ。編集者・記者、ビジネス書ウォッチャー。大学在学中より若手サラリーマン向け週刊誌、情報誌などでライター業に従事。ビジネス誌やパソコン誌などの編集部を経て、現在はフリーランス。書籍の構成、ビジネスコミックのシナリオなども手がける。著書に『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』『COMIX 家族でできる 7つの習慣』(シナリオ。伊原直司名義)など多数
- 次回告知/デイリーニュースオンラインPresents『山本一郎・中川淳一郎・漆原直行トークイベント』
-
【日時】2月4日(月)19時30分スタート(18時30分開場)
【場所】阿佐ヶ谷ロフトA
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/