衝撃の展開! スポーツで「番狂わせだ!」と言われる試合7選 (3/3ページ)
なにせ「人類最強」という呼び声もあったのです。ところが! 得意のカレリンズ・リフトを不発にするなど、試合の主導権を握り続けたガードナー選手が見事勝利し金メダルを獲得しました。
このルーロン・ガードナー選手には面白いエピソードがあります。2007年に自家用飛行機でトラブルに遭ったガードナーはユタ州のパウエル湖に墜落。しかし、水温7度の湖を1時間泳いで岸までたどり着きます。翌日、釣り人が彼を発見して九死に一生を得ました。ガードナーもまた鉄人だったのですね。
●全仏オープン 男子シングルス4回戦 2009年:ナダル × セーデリング
2009年に開催された全仏オープンの男子シングルス、「セクション1」の4回戦で、ラファエル・ナダルとロビン・セーデリングが激突します。当時のナダルは、全仏オープン「無敗4連覇中」で「前年(2008年)の世界ランキング1位」のつわもの。対するセーデリングは「世界ランキング17位」で格下と見られていました。ところが! 「6-2」「6-7」「6-4」「7-6」のスコアでセーデリングが勝ったのです。最強全盛期のナダルを破ったということで、このセーデリングの勝利は歴史に残る一勝となりました。
●ラグビーW杯 2015年:日本 × 南アフリカ
記憶に新しい日本が起こしたジャイアントキリングです。イギリスで開催されていたラグビーW杯にて、日本は優勝候補と目されていた南アフリカチームを「34-32」で破り、世界中をあっと言わせました。南アフリカはW杯で2度優勝した世界に名だたる強豪チーム。ラグビーをナショナルスポーツとするウェールズですら112年間に2回しか南アフリカに勝ったことがないそうです。この日本の勝利がいかに価値あるものか分かりますね。
弱者はジャイアントキリングを起こすために智恵と勇気、培ってきた力を全て出し切ります。めったに起こらないからこそ「番狂わせ」なのですが、そのような奇跡の瞬間を見ることができるのもまたスポーツ観戦の醍醐味(だいごみ)ではないでしょうか。
(高橋モータース@dcp)