【アニメ漫画キャラの魅力】地獄の傀儡師の異名を持つ殺人鬼「高遠遙一」の魅力とは?『金田一少年の事件簿』 (3/3ページ)

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2人で事件に挑む姿を、「七瀬美雪」からは「微妙に似た者同士?」と評されるほど、息の合った連携を見せます。しかし、あくまで2人の関係は「闇と光の双子のような存在」、「決して交わることのない平行線」と高遠が評すように、まさに「宿敵」という言葉が相応しいのではないでしょうか。

■真っ当な道を歩む未来もあり得た高遠の悲劇

 犯罪教唆をおこなった相手でも、自身の芸術を汚した相手と判断した場合には躊躇なく殺害するなど、冷酷非情な面が際立つ高遠。しかし、「もしもあの事件さえおこらなければ殺人鬼などにならずにすんだかもしれないのに・・・」と悔やまれるエピソードが高遠にも存在します。

 まずは、上述した「魔術列車殺人事件」の殺人の動機となる、高遠の実母とのエピソードです。複雑な家庭環境で育った高遠は、父に連れて行かれた大人気のマジックショーで、後に母と分かる「近宮玲子」の天才的なマジックに心打たれ、一流のマジシャンとなって再会する事を励みに純粋にマジックの勉強を続けていました。しかし、「近宮玲子」はマジックの練習中に不可解な死を遂げ、高遠の夢は叶わなくなります。その後、母が自分に残したトリックノートをきっかけに、同じマジック団の一員に殺された事を知った高遠は復讐を決意。「地獄の傀儡師」となり、犯罪者として堕ちていくのです・・・。

 また、高遠の高校生時代を描いた『高遠少年の事件簿』においては、家庭環境の悪さもあり、少年時代から“大人にすら恐怖を感じさせる目つき”や雰囲気こそあれ、マジック部での平穏な活動に「こんな日常も悪くない」と感じている少年でした。しかし、そんな日常を破壊するマジック部内での殺人事件が発生。高遠は、この事件を見事な推理で解明していくのですが、最終的に犯人から襲われ初めて人を殺害します(防衛のため)。そして、殺人を犯しても何も感じる事なく、粛々と証拠隠滅をおこない完全犯罪を成し遂げ、本編に繋がる「地獄の傀儡師」としての片鱗を見せるのです。一連の事件さえ起きなければ・・・と無念を感じずにはいられません。

■『金田一少年の事件簿』に欠かす事の出来ない敵役

 事件後に「Good Luck!」という台詞を残して立ち去るのがお約束の「高遠遙一」。人を欺く事はお手の物で、そのポテンシャルは金田一シリーズ最強で、次に高遠は何をしでかすのか?と、シリーズが進むほどに期待も高くなります。現状、犯罪教唆を続けながら、自身のルーツを知る為に実父の影を追っている高遠ですが、彼の向かう結末は一体どんなものになるのでしょうか・・・。「高遠遙一」から決して目が離せません。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:傭兵(キャラペディア公式ライター【バンタンゲームアカデミー ゲームライター専攻】)

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