オフィス快適!ナノ技術を使った窓ガラスなら清掃コスト不要、しかも暖房コスト最大4割カット (1/2ページ)
source:https://www.epsrc.ac.uk/
窓ガラスの掃除は手間がかかる。もともとが透明や半透明なだけに拭き跡や拭き残しが目立つからだ。もっとも、それだけにキレイになったときの爽快感は格別だが。
とはいえ、家の窓ガラスくらいならまだしも、高いビルの窓掃除となると、そう簡単ではなさそうだ。専門の業者がゴンドラを使うなどして、外から掃除したりする光景を見るが、ビルの管理側からすればその手間やコストを減らしたいと思うのは、当然だろう。
しかし、それが可能になるかもしれない。虫の目にヒントを得た新しい窓は、掃除の必要がなくなるというのだ。
■ 高い撥水効果で汚れを落とす
これは、EPSRC(工学物理学研究会議)の支援を受けて、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームが開発した技術だ。
窓ガラスに使えば、セルフクリーニング効果、省エネ効果、防眩効果を発揮してくれるという。
まず、この窓は撥水姓が非常に高い。外側に当たった雨水は丸い水滴を維持し、汚れを除去しつつ簡単に転げ落ちていく。これは、ガラス表面に刻まれた円錐状の尖ったナノ構造のおかげだ。
この構造によって、水滴はわずかな部分しかガラス表面に接触できないため、強力な撥水効果を発揮するのだ。水滴がひっついて、ゆっくり跡を残しながら落ちていくような通常のガラスとは大きく異なる。

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また、このガラスは、5~10nmという非常に薄い二酸化バナジウムのコーティングが施されている。このコーティングは、寒い時期には温度が放射されて拡散してしまうのを防ぎ、温かさを保つ。
それでいて暑い時期には、太陽の赤外線が入ってくるのを防ぐ効果がある。これによって冷暖房の効果を高めてくれるのだ。
なお、二酸化バナジウムは豊富で安価な材料で。