地方でこんなに違う! 日本各地のご当地おでんまとめ (1/2ページ)

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寒いこの時期は「おでん」がおいしい季節です。しかし一言でおでんと言っても、地域によってその個性はバラバラ。他の地域の飲食店でおでんを注文して、自分の知っているものとは違ったおでんが出てきた、なんて話もあります。そこで今回は、日本の各地域の代表的なおでんをピックアップし、特徴をまとめてみました。

■関東関西で根本から違う!

●関東のおでん

関東のおでんの特徴は、かつおの風味の利いただし。また、スジ、ちくわぶといった他の地域ではあまり見ない具が入っています。スジは、魚のすり身にサメなどの魚の軟骨を入れたもので牛スジではありません。牛スジだと思って注文し、驚く人も多いそうです。また、小麦粉で作られたもっちりとした食感のちくわぶも人気の具材です。

●関西のおでん

関西地域のおでんは、かつおだけでなく昆布のだしも利いたもの。大根などの定番の具以外では牛スジやタコなどが入っているのが特徴です。現在ではあまり一般的ではありませんが、かつてはコロ(クジラの皮)やさえずり(クジラの舌)も使われていました。また京都ではえびいもなどの京野菜が具材として使われるおでんも多く見られます。

●北海道のおでん

北海道のおでんは昆布がベースになっただしが使われています。他の地域よりも海の幸が多く使われており、例えばホタテなどの貝類やタラの白子などが入っています。野菜の他に山菜を入れるのも特徴の一つです。また、北海道のおでんはそのまま食べる他に甘辛い「みそだれ」を付けて食べます。このみそはショウガの風味が利いているのだそうです。

●東北地方のおでん

東北地方では青森県の「青森風おでん」が有名。貝などの魚介や山菜、また大角天と呼ばれるさつま揚げの一種が入っているのが特徴です。

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