ライフネット生命CEO出口治明さんに聞く、働く女性の「お金の不安」は一体どこからきてどこへいく? (2/3ページ)

マイナビウーマン

出口さん:“年金だけ”に頼るのはおすすめしません。一般論で考えれば、年金制度は破綻しないし、税金を投入している以上、支払い損にはなりません。でも、将来の支給額が生活を維持するのに十分なだけもらえるのかはまた別の話です。定年も関係なく、働き続けることも含め、自助努力はもちろん、必要です。

新刊『働く君に伝えたい「お金」の教養』には、「知る」「使う」「貯める」「殖やす」「稼ぐ」の5つの講義が収録されています。「知る」の次に「貯める」ではなく、「使う」が来ているのは珍しい構成のように感じました。

出口さん:「知る」の次に「使う」を解説するのは、ポプラ社の編集・天野さんのアイディアです。彼自身も20代半ばなんですが、「僕たち若い世代は、お金は使うよりも、まず貯めなくちゃという意識がある」と言うじゃないですか。うちの会社の若手社員に聞いても、みんなそうだと言う。これはマズいぞと思い、まずは「使い方」を解説することにしたんです。

──「使う」より、「貯める」を優先するのはマズいことなんですか?

出口さん:20~30代の方々と話をしていると「貯める」に対する執着が、お金に対する不安を生む原因になっているような気がしてならないんです。お金は、人生を楽しくするための手段に過ぎません。お金そのものに価値があるわけではなく、何かと交換したときにはじめて価値が生まれるんです。

──なるほど。では、正しくお金を使うためにはどうすればいいでしょうか。

出口さん:お金を使うときのルールはたったひとつ、「楽しいかどうか」です。ただし、「楽しく使う」と「何も考えずに使う」のはまったく違います。収入の範囲で、優先順位を考え、自分が納得できるよう使うことが大切なんです。

──20~30代女性が、お金に縛られずに生きていくために今すぐ始めておくべきことがあれば、教えてください。

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