「冷やしグルメ祭2016」で冬でも美味しい”かき氷とそうめん”を堪能してきた (3/3ページ)

デイリーニュースオンライン

■お天気お姉さん登場! お天気とそうめんの意外な関係

 素麺が好きすぎて、ご自身の結婚式の引き出物もそうめんだったという、お天気キャスターの福岡良子さんが登場。「素麺づくりは気温と湿度が重要なんです。気温も湿度も低いほうがいいんですよ」と解説してくれました。そうめんは、天日干しにするので、乾燥しているほどいいのだそうです。完全に乾かしても15%ぐらいは水分が残るというそうめん。湿度が高いときは多めに水分が残ってしまい、カビが生える原因になってしまうそう。カビはそうめんの天敵なのです。

 また、小麦粉と塩水を混ぜてつくるそうめんは、塩加減が最需要課題。熟成を促す役割をする塩は、少ないほうが小麦粉本来の歯ごたえや香りが活きてきます。そのため、塩の量が少なくてすむ気温の低い日のほうがそうめんづくりに適しているわけです。そうめんを作る、そうめん師と呼ばれる人の中でも一番偉い人が、この塩加減を決めるそうです。その方の一番の仕事は1日の天気を見ること。天気とそうめんの関係、実に密接でした。

「ここ数年のかき氷ブームで、日本全国でかき氷を出すお店が増え、食べ歩きする人も増えています」とかき氷コレクション主宰の小池さん。小池さんがこれまでに取材したかき氷屋店で、会場にいらっしゃったcraft caféさん、雪うさぎさん、あおきやさんをご紹介。今後お店で作ってみたいかき氷などのお話を伺いました。酒蔵の酒かすを使ってみたいという声も。今後どんな新しいかき氷が食べられるのか、楽しみです。

 最後に昭文社広報の和田さんが、旅行ガイド『ことりっぷ』のムック本『ことりっぷMagazine』で取材した、かき氷の美味しいお店の紹介をしてくれました。さらには、美味しいかき氷屋さんの掲載された『ことりっぷ』を全員にプレゼント。その他にも、かき氷の素や、シロップ缶などたくさんのお土産もいただき、心が温かくなりました。

 そうそう、いくら外は寒いといっても、会場の中はもちろん暖かかったです! 寒い冬でもコタツに入ったら、アイスが食べたくなる気持ちを思い出しました。

■「冷やしグルメ」を堪能。ところで、身体は冷えないの……?

 会場から一歩でると、気温は5度。さらに冷え込んでいました。しかし身体はとくに冷えませんでした。冷やしグルメは、身体を冷やさないことが判明。ぬる燗とあたたかい温麺もあったので、冷えの心配はありませんでした。旬の時期に食べるより、季節はずれだからこそ、じっくり味わって食べられたかもしれません。かき氷もそうめんも(日本酒も)美味しいものは季節に関係なしでした。

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(取材/橋村望)

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