女性なら知っておきたい!子宮全摘出について (2/3ページ)
その後、病状などに応じて出産後や出産希望がなくなってから全摘を行うなど様子をみて治療します。
一方で妊娠前であっても、病状が悪ければ子宮を全摘を行うこともあります。
また、出産時に子宮内反症や子宮破裂などが起こったときは、母体の出血多量を防ぐために子宮全摘が必要となることもあります。
子宮全摘手術した身体の変化は…? 子宮全摘後に大きく変化することは、生理がなくなり、妊娠・出産ができなくなるという点です。
膣は残っているため、性交は可能です。子宮頸部も摘出している場合は感覚などに変化が起こることもあります。
子宮の摘出を行い、卵巣は残すこともあります。
この場合、女性ホルモンの分泌に影響はありません。基本的にホルモンバランスの崩れによる更年期症状などは起こりません。
しかし、「広汎子宮全摘術」と呼ばれる卵巣や卵管なども合わせて取る手術では、女性ホルモン分泌に影響があります。
ホルモンの分泌低下によって動悸やほてり、イライラなどさまざまな更年期症状などが起こることがあるため、ホルモン補充療法が行われることもあります。
また、手術後は身体の中も変化します。
手術によってできた傷を治すために組織の癒着が起こります。このため、場合によっては排尿の際に違和感などがでることもあります。
子宮全摘を避けるための予防は… 子宮全摘を避けるためには、病気の早期発見や治療が大切です。
妊娠や出産の適齢期である20代~30代の女性に起こりやすいのが、子宮頸がんです。
子宮頸がんは、異形成から進行していくことが多いです。早い段階での発見により、子宮全摘や命の危険を避けることができます。そのため、だいたい2年に1回の子宮頸がん検診を忘れず受けることが大切です。