「将来就きたい職業」1位がリアル過ぎ…!? 夢を持つため親ができること3つ (2/3ページ)
一方、日本での総合1位は、医者でも先生でもなく、『会社員』。この調査を開始した2013年から2年間は、男の子のなりたい職業1位は『サッカー選手』でしたが、今年は2位に……。
これを“夢がない”との見方もあるようですが、筆者はまた別の見方をしています。
たしかに一見すると、会社員は現実的で保守的すぎるチョイスに思えるかもしれません。しかし、現代は仕事の多くが組織化されてしまい、『職業』として表に見えにくい世界になっている気がします。
“○○精肉店”“○○文具店”のように、何をしているのかがすぐに分かる職場は年々減り、多くが企業化された結果、今はほとんどの人が、会社に所属し、そこで仕事をしている“会社員”なのです。
そのため、子どもたちにとっては、職業が見えづらく、“仕事=会社勤め”という絵が浮かんでしまうのではないでしょうか?
■子どもがもっと夢を持てるように親が働きかけたい3つのこと
そんな時代だからこそ、大人である私たちが働きかけていく必要があると思います。子どもの将来の夢を広げる手伝いとしてできることはなんでしょうか?
(1)ジェネラリストな教育ではなく、「スペシャリスト」を育てる
日本の今の教育は、何でもできる子を育てるための“ジェネラリスト教育”が主流です。しかし、将来必要になってくるのは、仕事に生かせる“特化した知識”です。最近の心理学でも、その人の“強みを伸ばすこと”に重きを置くことを推奨しています。その方が、その人の“幸福度”を上げるという理由からです。
弱点のない子どもよりも、キラッと光る部分を持っている子を育てる試みがこれからのポイントになってくると言えるでしょう。
(2)子どもの「特技、好きなこと」から職業を描いてみる
大人である私たちの周りにも“好きなことを仕事にしている人”っていませんか? とても輝いていて、羨ましいですよね。でも、その人たちは、ある日突然そうなったわけではありません。小さいころから好きだったことを追求した結果だったりします。
どんな趣味や特技も、専門家まで行けば、仕事につながっていくもの。