トヨタが実践!仕事のムダが見つかる考え方「7つのムダ」とは? (1/2ページ)
『トヨタの段取り』(OJTソリューションズ著、KADOKAWA)の著者であるOJTソリューションズとは、トヨタ自動車とリクルートグループによって設立されたコンサルティング会社。
トヨタ在籍40年以上のキャリアを持つベテラン技術者がトレーナーとなり、トヨタ時代の豊富な現場経験を活かしたOJT(On the Job Training)を行っているのだといいます。
そうやって現場のコア人材を育て、変化に強い現場づくりを実現し、「儲かる会社づくり」を支援しているわけです。
そして本書では、トヨタの段取りは「成果を出すためのビジネスツール」であるという観点から、どんな職場にも生かせるトヨタの段取りを紹介しているわけです。
■仕事のムダを見つける視点
作業の段取りを考えていくうえで、「ムダ取り」は重要なポイント。そしてトヨタには、仕事のムダを発見するための視点として、「7つのムダ」という考え方があるのだそうです。それは次のとおり。
(1)手待ちのムダ
(2)加工のムダ
(3)在庫のムダ
(4)動作のムダ
(5)運搬のムダ
(6)つくりすぎのムダ
(7)不良・手なおしのムダ
作業者にとっては、毎日当たり前のようにやっている仕事であっても、「7つのムダ」の観点から見つめなおすと、多くのムダが見つかるということ。
そしてこれらは、トヨタだけに限らず、多くの職場にもあてはまることでもあるはず。ひとつひとつを見ていきましょう。
■仕事の「7つのムダ」とは
(1)手持ちのムダ
作業者が次の作業に進もうとしても進むことができず、一時的になにもすることがない状態。
たとえば前工程のデータのまとめが遅れ、企画書作成に着手できないなどがこれにあたります。
このとき大事なのは、仕事全体のスケジュールを意識しつつ、自分の前工程である部下に必要な時間(リードタイム)を事前に確認しておくことだといいます。