2016年は4年に一度の……「うるう年」の決め方は法律で決められているってほんと? (2/2ページ)
■ときどきなくなる「例外」も
ただし、4で割り切れてもうるう年にならない「例外」もあります。西暦が100、400の倍数の年です。
これも同じく法律で定められ、
・西暦が100で割り切れる年は、うるう年ではない
・西暦が400で割り切れる年は、うるう年
と2種類の例外があり、400で割り切れることが優先されます。直近では2000年がどちらにも該当し、100の倍数だけど400で割り切れるのでうるう年、2100年は400の倍数ではないのでフツウの年、になるのです。
なぜこのようなフクザツな式になったのでしょうか? これは大きく2つの理由があり、
・660を足すのは、日本固有の暦
・公転周期が約365.242日
前者はそういうもの、として覚えるしかありませんが、後者は毎年0.242日と「切り」が悪いためで、0.242がおよそ400分の97であることから、うるう年は「400年に97回」と定められているのです。
もし例外なく「4年ごと」と決めてしまうと、400年間で3日多くなってしまい、逆にどこかで1日減らさないと合わなくなってしまいます。今年は29日があるけど来年は27日まで、ではさらにフクザツになってしまいますので、100/400の倍数に例外を定めて調整しているのです。
余談ですが、4年ごとにおこなわれる「夏季オリンピック」も4で割り切れる年、と定められているので、うるう年は「オリンピック・イヤー」とも言われます。
■まとめ
・いつが「うるう年」かを定めた法律がある
・「うるう年」があるのは、地球の公転周期は約365.242日と「切り」が悪いから
・4年に1度は目安、厳密には400年に97回
・西暦が100の倍数は平年、400で割り切れる年はうるう年と、例外がある
(関口 寿/ガリレオワークス)