【アニメ漫画キャラの魅力】私はこの世で最も美しく強い!美と知略の星・妖星「ユダ」の魅力『北斗の拳』 (1/2ページ)

キャラペディア

(C)CHARAPEDIA
(C)CHARAPEDIA

 当然ながら、主人公として巻頭カラーにでもならないかぎり、大概のキャラクターは白黒です。そして、『北斗の拳』において、カラーになり“とんでもない事”になっていたのは「ユダ」様でした。妖星、南斗紅鶴拳の使い手である彼ですが、赤い髪に眉、紫の唇とアイシャドウ、ばきばきのつけまつげという、主要キャラの中では随一のド派手な見た目。何せモデルが、カルチャー・クラブのボーカル「ボーイ・ジョージ」。知らない方はご自分で調べてみて下さい。


⇒ユダとは?(北斗の拳シリーズ)
http://www.charapedia.jp/character/info/17894/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■美しい事が至上命題

 強さこそが至上命題(優しさも強さあって成立するのです)であるこの作品の中で、ユダほど美しさにこだわった者はいません。「俺はこの世で最も強くそして美しい・・・」「俺を愛する資格が与えられるのは完璧に美しいものだけだ!!」など、ナルシシズム全開の発言には枚挙に暇がありません。美形キャラ(自己申告による)特有の、“自分の顔に傷をつけられると切れる”というお約束も、「うぁあああああ!?!お・・俺の顔に・・傷がぁああ!! 」と、きちんと義理堅く果たしてくれます。

■レイの死の引き立て役!?

 ユダ様は登場から退場まで、「レイ」の死を人々に惜しませ、有意義なものとする為に大きく貢献されました。「義星はしょせんピエロの星!妖星を一段と光り輝かせるクズ星にすぎんのだ!! 」という台詞すら、必死に自身の存在をアピールしようとするユダ様の強がりのようにも見えます。

■その胸の中で・・・

 そして「レイ」との最終決戦。知略に長けたユダ様は、ダムを決壊させて「レイ」の足の動きを奪い優位に立ちます。しかし、そこで「レイ」の放った奥義「飛翔白麗」は、なによりもユダ様の弱点を衝いた技でした。それは、「美しいものに弱い」という事。水鳥が舞い降りるが如きその美しさ(アニメでは実際に水鳥の姿がレイにオーバーラップします)に見とれたユダ様は、防御も忘れまともにその拳を受けてしまいます・・・。

「【アニメ漫画キャラの魅力】私はこの世で最も美しく強い!美と知略の星・妖星「ユダ」の魅力『北斗の拳』」のページです。デイリーニュースオンラインは、ユダ北斗の拳アニメキャラアニメゲームカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る