「お腹を痛めてない」パパだって苦しんでる!他人のイクメン話は夫に悪影響なワケ (2/2ページ)
人間だれでも、「分かってくれない」と感じるとスネたくなりますし、「分かってもらえている」と感じると気持ちが前に向くようになります。なので、パパのやる気をアップするためには、まずはその立場に理解を示すことがとても大事なのです。
■「パパをやる気にさせる」夫婦のコミュニケーション法のコツ2つ
パパへの理解を示すことが出来たら、次は、夫婦間のコミュニケーションを磨いていきましょう。
(1)周りのパパをモデルにしない
ママは、育児をやってくれないパパを奮起させようと、「○○ちゃんのパパ、すごいイクメンなの」と言ってしまうことがあります。ですが、パパにしたら、他のパパのイクメンぶりはもっとも聞きたくない話の1つでしょう。男性はプライドが高いので、余計にヘソを曲げてしまいかねません。できるパパを引き合いに出し、“モデル像”を提示するのはやめましょう。
(2)「やっていないこと」より「やってくれたこと」に目を向ける
ママが考える“協力的なパパ”というのは、自ら動いてくれるパパのことです。「○○して」と催促してやってくれるパパではありませんよね。パパ側も、「○○して」とばかり言われてしまうと、やらされ感でいっぱいになり、余計にやる気をなくしてしまいかねません。ママはあれこれ言いたくない、パパも指示されて動きたくない……。よって「○○して」という言い方では両者ともハッピーにはなれないのです。
1年近く早くママとしての人生をスタートしている先輩としては、どうしてもパパの出来ていないところ、やってくれないところに目が行ってしまいがちですが、そこを逆に転換し、“出来ているところ”“やってくれたこと”に目を向けるように意識してみてください。
それは、10個期待するうちのたった1個かもしれません。でも、その1個に対し、「やってくれてありがとう」を伝えることで、パパは自らの父親道を切り開いていくことができます。
いかがでしたか?
先にご紹介した研究結果では、パパが産後にうつ傾向になると、虐待になり得る行為をしてしまう危険が4.6倍も高まったそうです。この点からも、パパを味方につけるのは、とても大事なことなんです。今回ご紹介したノウハウをぜひ実践してみてください。
【参考】
※ 産後うつ傾向、夫にも2割 子育てと仕事、両立が重圧? 成育医療センター – 毎日新聞
【著者略歴】
※ 佐藤めぐみ…専門家ライター。育児相談室『ポジカフェ』主宰。最新心理学を用いた叱り方メソッド、やる気アップ法、育児ストレス診断などが専門。著書に『子育て心理学のプロが教える輝くママの習慣』など。
【画像】
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