「お腹を痛めてない」パパだって苦しんでる!他人のイクメン話は夫に悪影響なワケ (1/2ページ)
出産直後の大変な時期、「パパが育児に非協力的……」と嘆くママは多いもの。でも、その思いをパパにぶつけても、事はすんなりとは進みません。むしろ逆にヘソを曲げてしまう可能性大です。協力的でないパパをやる気にさせるには、どうしたらいいのでしょうか?
今日は、子どものココロ専門の育児相談室『ポジカフェ』を主宰する筆者が、パパのやる気をUPするコツをお伝えします。
■「お腹も痛めていない、ホルモンも変わらない」でもパパだって苦しんでいる!
ママが抱える育児の悩みとは違った悩みをパパたちは抱えています。
●スロースターターが「ロケットスタート」する難しさ
女性が、妊娠初期から出産までの月日をかけてママへの自覚を徐々に高めていくのに対し、男性は、生まれてきたわが子の顔を見た瞬間にパパの自覚が芽生えると言われています。実際、「出産まであまり実感がなかった」というのはよく聞く話。
生まれてきた瞬間に、一気にパパとしての現実に放り出されるために、とまどいが生まれます。スロースターターが、ある日、“ロケットスタート”を決めなくてはいけない……。これがパパという立場の難しさです。
●「イクメンブーム」が与えるプレッシャー
また、最近のイクメンブームも、気持ちが追いついていないパパにとっては向かい風になりがち。世間では、育児に積極的な男性にスポットライトが当たるため、余計に、出来ていない自分とのギャップに苦しんでしまうことになります。イクメンがよしとされる時代は、新米パパにとっては、なかなかやりづらい時代だったりするのです。
■パパにも産後うつ「パタニティー・ブルー」がある
このような“パパ特有の困難”を、周りが察し、理解してあげることは、実は非常に大事なこと。スルーしてしまうと、パパは葛藤を心にどんどんため込んでいき、やる気も失せていってしまいます。
実際に、パパにも産後うつが存在することも分かっていて、最近の国立成育医療研究センターなどが行った研究でも、産後、2割弱のパパが理由もなく不安になったり心配したりする“うつ傾向”を示すことがあることが判明しています。