15歳以上は成人扱い!? くすりの「おとな〇錠」はどうやって決まる? (2/2ページ)
■48kg以上は「おとな」あつかい?
なかには体重が決め手になるくすりも存在します。とくにこどもの場合、10kgあたり〇ミリグラムのように、体重をもとに量が決まるくすりも少なくありません。
これらのくすりでは、年齢に対する基本体重が定められ、たとえば、
・1~2歳 … 12.0kg
・3~5歳 … 17.5kg
・10~12歳 … 40.0kg
・13~15歳 … 53.5kg
これに加えて10~12歳は33~47kg、15歳以上(成人)は48kg以上のような範囲も決められています。10~12歳はたった2歳の差とも言えますが、体重は1.4倍もの開きがあるため、「同じ」と扱うのはちょっと乱暴… そこで基準体重と比較し、実際の体重に照らし合わせて量が決まるくすりもあるのです。
女性なら成人でも48kg未満のひとは珍しくありませんし、大柄な子なら12歳で48kg超でもフシギではありません。めったにないことでしょうが、極端にやせたひとがくすりの量を少ないと感じても、お医者さんが判断した結果ですので、安心して飲みましょう。
■まとめ
・くすりの用量が年齢を基準にしているのは、内臓の成長度合いを考慮した結果
・多くのくすりは、15歳と成人は同じ扱い
・高齢になるにつれ、処方量が減るくすりもある
・とくにこども用には、体重で量が決まるくすりが多い
(関口 寿/ガリレオワークス)