【プロ野球】80歳を迎えた長嶋茂雄の功績を10年刻みで振り返る (3/3ページ)
■1996(平成8)年:60歳
第二次政権4年目。2月20日、キャンプ中に赤いちゃんちゃんこを記者団からプレゼントされ、「今日、はじめての還暦を迎えまして」とお茶目なコメントを残している。
ペナントでは一時、首位・広島に最大11.5ゲーム差をつけられたが7月以降反撃に転じ、奇跡の逆転優勝。前年に果たせなかった2年越しの「メークドラマ」を完成させ、同年の流行語大賞も受賞した。
ただ、日本シリーズではオリックスに敗退。また同年オフ、一茂に自ら戦力外通告を行い、現役を引退させた。
[60代長嶋茂雄の戦績]
リーグ優勝(1997年、2000年※)※2000年はON決戦を制して日本一、「メークドラマ」(1996年)
■2006(平成18)年:70歳
脳梗塞で倒れたのが2004年。以降、リハビリ生活の毎日を過ごしていたが、この頃から少しずつ人前にも再び顔を見せるように。6月から7月にかけては、読売新聞紙上において「時代の証言者・長嶋茂雄」が長期連載された。
野球界では3月に日本代表がWBC初代王者に戴冠。盟友・王貞治が、長嶋も果たせなかった「世界大会優勝監督」の名誉を獲得した。夏の甲子園では早稲田実業対駒大苫小牧による「決勝引き分け再試合」の死闘が繰り広げられるなど、大いに盛り上がりを見せた。
[70代長嶋茂雄の戦績]
国民栄誉賞(2013年)、千葉県県民栄誉賞(2013年)、佐倉市民栄誉賞(2013年)
そして今年、誕生日にあわせて自著『野球人は1年ごとに若返る』を刊行する。80歳にしてまだまだ元気なミスタープロ野球。年齢に関しては、かつてこんなコメントも残している。
「年は取るものじゃなくて食うもの。つまり、食べちゃうんだ。誕生日が来るたびに『年齢をイートするんだ』と自分に言い聞かせています」
文=オグマナオト(おぐま・なおと)
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