【女の嘆き】またダメかも……どうして私は、理想の男性と出会えないの? (3/3ページ)
理想の幸せの基準を満たさないことで罪悪感や焦りが生まれ、そして、「私をこんなにみじめな気分にさせておいて、平気でいる彼が許せない!」という怒りになる。このような怒りは、2人の心を遠ざけることはあっても、近づけることはありません。そんなときは、自分の心に問いかけてみてください。
「この完璧な幸せのシナリオを私に課したのは、一体誰だろうか」 「この完璧なシナリオには、世界共通の合格基準があるのだろうか」 「この完璧なシナリオ通りに生きることで、満足するのは誰だろうか」 「この完璧なシナリオは、本当に私と彼が望む幸せなのだろうか」
そういうふうに冷静に考えてみると、いつか誰かに押しつけられた価値観をそのまま飲み込んでいることに気づくことがあります。たとえば、生まれ育った家や土地の慣習、自分が所属してきた仲間やコミュニティの価値観、メディアから流れてくる“世界共通の真理”のような幸せのイメージ。疑いもなく飲み込んできた価値観が、いつしか自分を縛る手かせ足かせになっていることがあります。たとえ、その考え方や価値観が正しくても、今の自分を追いつめて不幸な気分にしてしまうものなら、思い切って手放す勇気も必要です。
「○○であるべき」「○○してはいけない」という古い価値観に縛られて苦しいときは、今の自分を100点満点として認めてしまいましょう。誰かに教えられた理想の幸せのシナリオ通りじゃなくても、今の自分に「私なりに、がんばって生きてきた」「自分のペースでOK」「人とちがってもいい」「すべての人を納得させなくてもいい」という承認を与えましょう。そうやって、ありのままの自分に承認や許可を与えると、不安や焦りや恐怖から発生する怒りが暴走することも減っていきます。
「彼が結婚を決めてくれないから、私は不幸だ」ではなく、「今は結婚していない、だけどけっこう幸せ」でいられたら、いいと思いませんか。ただならぬ形相で彼に結婚を迫って、彼が思い通りに動かないことを嘆くより、自分で自分を笑顔にできる女性でい続けるほうが幸せへの近道です。
※画像はイメージです
(心理カウンセラー:三吉野愛子)