朝どうしても起きられないのは遺伝子のせいだった。朝型・夜型を決定づける15種の遺伝子が特定される。 (3/4ページ)
以下は、本研究への参加に同意した人々の無作為サンプリングを基にした、各州に住む朝型人間の割合を示す。朝型人間が多いのはニューメキシコ州とニューハンプシャー州で、夜型人間はニューヨーク州(さもありなん)、ケンタッキー州、ノースダコタ州、ネブラスカ州に多い。

出典: karapaia
自己申告による調査の限界
しかし、この研究には1つ重要な限界がある。それは科学的に客観的なアンケートによるのではなく、たった1つの質問(「あなたは夜型ですか、それとも朝型ですか?」)に基づいているということだ。単純に朝型と夜型の別を質問しても、必ずしも正確でない可能性がある。例えば仕事などで早起きせざるをえない人は、自分を朝型とみなしているかもしれない。また、おそらく全体の半分を占めるであろう朝型と夜型の中間にある人のデータも含まれていない。
研究チームを率いたデビッド・ハインズ氏は、調査手法が「研究の信ぴょう性を若干弱める」ことを認めているが、これによって「結果に対して重大なバイアスを作り出したり、間違った結果を生み出すほどではない」と説明する。被験者数が最も大切な調査において、単純な質問は非常に効果的な場合があるそうだ。