【歴史的建造物の今昔】ロマンあふれる日本の名城まとめ
日本に古くから建ち、数々のものが世界遺産にも認定されている“お城”。 西洋の華やかなお城とは違いますが、荘厳な佇まいと歴史の重みを感じられる風格は、見ていて圧倒されるものがありますよね。 今回はそんな歴史ロマン溢れる日本の名城の今と昔の姿をご紹介したいと思います。
熊本城

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1902年頃

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熊本県熊本市中央区に築かれた近世の城であり、西南戦争の戦場となったことでも知られる熊本城。別名「銀杏城」。
加藤清正が中世城郭を取り込み改築した平山城で、加藤氏改易後の江戸時代の大半は熊本藩細川家の居城です。
西南戦争の直前に大小天守や御殿など本丸の建築群が焼失し、現在の天守は1960年の再建されたもの。現存する宇土櫓などの櫓・城門・塀13棟は国の重要文化財に指定されています。また、城跡も「熊本城跡」として国の特別史跡に指定されています。
大阪城

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1865年頃

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摂津国東成郡大坂にあった安土桃山時代から江戸時代の城、大阪城。別称として「金城」あるいは「錦城」と呼ばれることもあります。
通称「太閤さんのお城」とも呼ばれているが、現在、地表に見える大阪城の遺構は江戸時代のもので、城跡に現存する櫓や石垣などもすべて徳川氏、江戸幕府によるものであることが確認されました。
“日本三名城”のひとつに数えられ、城跡は国の特別史跡に、1931年(昭和6年)に復興された天守は登録有形文化財となっています。
名古屋城

1933年頃

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尾張国愛知郡名古屋にあった城、名古屋城。「名城」、「金鯱城」などの異名を持っています。
この城は織田信長誕生の城とされる今川氏・織田氏の那古野城(なごやじょう)の跡周辺に、徳川家康が九男義直のために天下普請によって築城したとされており、以降は徳川御三家のひとつでもある尾張徳川家17代の居城として明治まで利用されました。
日本100名城に選定されており、国の特別史跡に指定されています。
松本城

1904年頃

長野県松本市にある城である松本城。市民からは別名「烏城」とも呼ばれています。
戦国時代の永正年間(1504-1520年)に、信濃守護家小笠原氏(府中小笠原氏)が林城を築城し、その支城のひとつとして深志城が築城されたのが始まりといわれています。
安土桃山時代末期〜江戸時代初期に建造された天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されています。
姫路城

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1936年頃

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兵庫県姫路市にあり、「白鷺城」の愛称でも知られる姫路城。
1346年(南朝:正平元年、北朝:貞和2年)の赤松貞範による築城とする説が有力で、『姫路城史』や姫路市ではこの説を採っている。
江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、国宝や重要文化財に指定、ユネスコ世界遺産にも登録されたこの城は、“三名城”に数えられることもあります。
日本の歴史を感じることができるお城たち。
今も昔も変わらぬ佇まいに、思わず背筋が伸びてしまいますね。