むくみ・冷え・肩こりに効く! ねこ背女子必見の「片平式座り方」とは? (2/3ページ)
または腰痛になりやすい (10)うつむいて携帯やスマホをいじることが多い (11)O脚だ (12)顎を出しているほうがラク
●チェックのついた数でねこ背度を診断! ・0……ねこ背の心配なし! キープしましょう。 ・1~5……ねこ背の傾向アリ。放っておくとどんどん進行するかも? ・6~12……かなり重症なねこ背。今すぐ姿勢を治す努力をしましょう!
※出典:片平悦子著『ねこ背を治すと健康になる』(アスコム)13ページより
■ねこ背を解消! オフィスで実践したい「片平式座り方」とは?「ねこ背の原因は骨盤がゆがみ、お尻の位置が下がっていることにあります。正しい姿勢で座った場合には、イスにつくのは坐骨(お尻の肉を持ち上げたときに触れる硬い骨)の先端だけで、尾てい骨(脊柱の最下部にあるとがった骨)とお尻の穴はイスにつきません。しかし、多くの人はお尻の穴をイスにつけ、尾てい骨をつぶした状態で座っています。これは、正常な位置に比べ「後ろ重心」で座った状態です。「後ろ重心」で座ると、上体(背骨)はバランスを保とうとして前に行きます。こうして無意識のうちにバランスをとった結果、背中が曲がり、仕方なくねこ背になっているのです。このような座り方になってしまうのは、ラクだからという理由ではなく、“正しい座り方を知らないから”ですよ。ねこ背で困っている人は、次の座り方をぜひ実践してみてください」
・片平先生考案! ねこ背が治る「片平式座り方」のポイント(1)坐骨でイスに浅く腰かける。 ※前傾して座り直した位置(前重心)を意識するとGOOD!
(2)ひざを楽な位置で開き、足をひざの真下に置く。
(3)あばら骨をデスクに預ける。 ※このとき、背筋を伸ばそうと背中を反らせすぎるのはNG。僧帽筋が緩む程度に肩甲骨の間を、ほんの少し近づけてみましょう。
(4)あばら骨よりひじが前にくるようにデスクにひじを置く。
■仕事中疲れたなと思ったら……。カラダをラクにする「肩甲骨ストレッチ」正しい座り方をマスターしたところで、さらに冷えや肩こり解消にも効果的なオフィスでできるストレッチの方法を教えてもらいました。