鍼灸師が激白!日本人の8割以上が勘違いしている「鍼灸」の真実 (1/3ページ)
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「お灸をすえる」、「ツボを押さえる」などといった慣用句があるくらい、鍼灸(しんきゅう)やツボは私たち日本人の生活に浸透しています。でも、実際には一般的に勘違いされていることがたくさんあるのだそうです。
そこで、関西にある鍼灸専門学校で鍼灸師の卵たちを9年にわたり指導しながら、ご自身でも鍼灸院を経営して患者さんを診ている佐々木友子さんに、鍼灸の「本当のところ」を伺ってみました。
■8割の日本人が「鍼灸=怖いもの」と勘違いしている!
佐々木さんによると、一般の人が鍼灸に対して持っているイメージは、8割がたが「怖い」「痛い」「熱い」だそうです。でも実は、肌をさするだけの「鍼」もあるそうですよ。
というのも、ひとくちに「鍼灸」といっても施術方法には種類も多く、流派や各鍼灸師によっても違うから。
たとえば、前述の肌をさするだけの鍼は「小児鍼」といって、生後1ヶ月から受けられます。大人でも敏感な方なら、皮膚をさするだけの鍼で充分だとか。どうしても怖いという方は、トライしてみてはいかがでしょうか?
一方、「お灸」は大きく分けて2種類。
[1]有痕灸(ゆうこんきゅう)=直接灸
[2]無痕灸(むこんきゅう)=間接灸。
「有痕灸には、透熱灸(とうねつきゅう)、焦灼灸(しょうしゃくきゅう)、打膿灸(だのうきゅう)などがあり、直接皮膚に艾(もぐさ)を乗せ、強めの温熱刺激を与えるので、痕が残ります。無痕灸には、棒灸(棒状にした艾を皮膚にかざすだけ)、台座灸(せんねん灸など)、隔物灸(塩やしょうがスライスの上に艾を置く)などがあり、痕も残らず心地良い温熱刺激です。小児にも可能ですよ」と佐々木さん。
無痕灸なら、「お灸に興味はあるけど熱そうで怖い……」という人でも無理なくできそうですね。
■8~9割が「鍼灸=肩こりや腰痛の治療法」と勘違い!
みなさんは、どんなときに「鍼灸」をすると思いますか? 佐々木さんによると、8~9割の人が、「肩こり」「腰痛」に対する施術だと思っているのだそうです。