0.01秒で90kmに!? カメレオンの舌はジェット機より速く伸びるってほんと? (1/2ページ)

フシギな動物の代表格である「カメレオン」。舌を伸ばしてエサを捕らえるのは有名ですが、伸びる速さはジェット機以上なのはご存じでしょうか?
カメレオンの舌には骨があり、周りを取り囲んだ筋肉がスプリングのように伸び縮みする仕組み。「発射」するような構造なので、目にも止まらぬ速さでエサをとることができるのです。ジェット機の急降下で生じる加速度はおよそ10G(ジー)なのに対し、カメレオンの舌は250G以上、機械を超える生き物なのです。
■100分の1秒で最高速
カメレオンは周囲にあわせて色を変えるだけでなく、舌を伸ばしてエサを捕まえるのはご存じでしょう。最近の研究によると、最高速度は時速90kmにも達することがわかりました。全力疾走するチーターが120km/時前後ですから、カメレオンの舌は動物界最速とはいえません。ところが「加速度」ではダントツ、ジェット機をも超える生き物だったのです。
g(ジー)で表される加速度は速度の変化とかかった時間で計算され、速度差が大きく時間が短いほど値が大きくなります。電車やクルマが急加速すると、乗っているひとがバランスを崩したり、シートに押しつけられるような感じを受けるのもこのためで、日常生活で感じられる加速度をあげると、
・エレベーターの停止時 … 0.1~0.2G
・クルマの発進時(通常の加速) … 0.1~0.4G
・クルマの急ブレーキ … 0.7G
・ジェットコースター(最大) … 4~5G
程度といわれています。非・日常的なところでは、急降下するジェット機が10G、一瞬で停止するクルマの衝突事故では100Gを超えることもあり、大ケガの原因になっているのです。