「好きで黙っていたわけじゃない」ゲス川谷がライブで”ベッキー騒動”に言及か

デイリーニュースオンライン

Photo by josemanuelerre
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 タレント・ベッキー(31)とバンド『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音(27)との不倫問題は、ベッキーの芸能活動休止で終息したように見えた。ベッキーがメディアから消えたのに対し、ゲスの極み乙女。のライブツアーはソールドアウト続出と、川谷はベッキーとは対照的に絶好調だ。

 しかし、川谷はここまでの報道、バッシングがよほど堪えたのだろう。ライブ中に余計な燃料を投下してしまった。「口は災いの元」ではないが、再びベッキーとの不倫騒動で不穏な空気が流れ始めているのだ。

■ライブに参加したファンがツイート

 問題発言が飛び出したのは、3月2日、東京・渋谷のO-EASTで行われたライブ。

「このライブは、最新アルバム『両成敗』の購入者を対象に、抽選で1200名を招待したもの。川谷はMCでファンに何度も謝罪したり、脱退騒動が取りざたされたドラマーのほな・いこか(26)とともにバンドを継続することも明らかになり、基本的にはファンに対して真摯な態度でライブに臨んでいました。ところがロイヤリティの高いファンを前につい気が緩んだのか、言わなくてもいいことを言ってしまったようなのです」(スポーツ紙芸能記者)

 ライブに行った観客の一人がツイッター上で、川谷のMCについて詳細に報告したことから波紋は広がった。

「言っておくけど俺好きで黙っていたわけじゃないから」

 とこれまでの報道に耐えてきた胸中をついに漏らし、

「こんなこと言うと多分叩かれるけど、すごいネットとかでみんな謝れって言うけど世間の誰に謝ればいいの? 正直内輪での話だからみんな関係ないじゃん。メンバーやスタッフさんには謝りましたけどそれ謝ったよって報告してもまた何か言われるじゃないすか」

 と、ネットでのバッシングにも反論したのだという。川谷、まさかの逆切れである。

「川谷のMCを暴露したファンは、久しぶりに『ゲス』のライブに行ったとのこと。不倫騒動でバンドが元気かどうか心配でたまらなかった一人だったようです。川谷の相変わらずのマシンガントークを微笑ましく思い、メンバー4人がいつも通り元気だった姿に安心。胸が熱くなって、勢いでツイートしたものと思われますが、川谷がそこまで踏み込んだ発言をしたとすれば驚き。というのも現場にいたはずの芸能記者からそこまでの話はでていなかったので」(同前)

 件のツイートは、ファンの暴走という可能性も捨てきれないというわけだが、もし事実なら、川谷の認識はだいぶ甘い。ベッキーに芸能界復帰の目はほとんど残されていないことに加え、所属事務所そのものが存続の危機に立たされているからだ。サンミュージックと付き合いの深いある関係者はこう語った。

「サンミュージックの先行きを憂うあまり転職に走る社員がいるとか、金融機関との関係も良好でないという話をニュースで知りました。老舗ならではの温かい芸能プロダクションで、これまで果たしてきた役割は大きい。それだけに残念です」

 両成敗とはほど遠い現状。川谷がなにを話そうとも、社会的制裁の重さを前にするとむなしく響くだけだ。

橘カイト(たちばな・かいと)
1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。実話誌や週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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