感動シーンじゃない!競馬中継で号泣の女子アナに非難が殺到したワケとは?

アサ芸プラス

感動シーンじゃない!競馬中継で号泣の女子アナに非難が殺到したワケとは?

 競馬歴2カ月のフジテレビの女子アナが、競馬中継番組「みんなのKEIBA」で見せた感動の涙に競馬ファンからは批判が殺到している。

 その女子アナというのが昨年4月に同局に入社。今年1月に同番組の番組MCに抜擢されたばかりの新人アナウンサー・小澤陽子アナだ。

 小澤アナが号泣したのが2月28日放送回のメイン競走であったGIIレース「中山記念」でのこと。同レースでは昨年の2冠馬ドゥラメンテが骨折から約9カ月ぶりに復活し、みごとな勝利を飾った。

 そして、このドゥラメンテの復活劇こそが小澤アナが涙を見せた理由。小澤アナはドゥラメンテを取材していたこともあり、胸にこみ上げるものがあったようで、「本当に感動しました。競馬って素晴らしいって実感しました」と涙ながらに笑顔で語っていた。

 ただ、この涙を見た競馬ファンからは「いくらなんでも大げさすぎないか(笑)」「ダービー馬がGIIに勝っただけだぞ!」「世界挑戦を掲げている馬だってわかってる?」「他の馬を買ってる人に失礼だろ」と、感動どころか非難の声が集中している。

「近くで見ていた馬だからこそ、その走りに感動したという気持ちもわかりますが、完全にド素人の目線。不治の病といわれる屈腱炎のような症状に比べ、競走馬の骨折はさほど復帰が難しいケガではありません。フジテレビは番組もリニューアルして新人アナの涙で競馬ファンを取り込もうとしたのかもしれませんが、真面目に予想して馬券を買っているファンは逆にあ然としたようです。スポーツ中継に素人アナがやたら起用されることを憂うファンは多いですが、今回もまさにそれでした」(スポーツ紙記者)

 とはいえ、小澤アナにとっては偽りの感動ではないはずなので、ファンもそれを責めてはいない。今後は、競馬ファンが本当に感動するものは何かをプロとして地道に勉強していただきたいものだ。

(田中康)

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