名作ドラマ“至高の最終回”の謎を総直撃!(5)あの傑作の最終回を厳選プレイバック (2/2ページ)

アサ芸プラス

福山雅治、いしだ壱成、山本耕史、そして酒井法子と、いろんな意味で“伝説のメンバー”がそろっていた。

 93年6月30日、その最終回は長男の達也が古傷を抱えながらマラソンに挑戦。その姿に弟や妹たちは心を新たにし、襲われた小梅(大路恵美)も告訴を決意する。

 感動的な大団円ではあったが、酒井の事件以降、再放送は厳しい状況にある。

 最後は、木村拓哉主演の「華麗なる一族」(07年、TBS系)である。07年3月18日、30.4%を記録した最終回は、全てに絶望したキムタク演じる万俵鉄平が猟銃で自害する。

「あなたの子です、鉄平はあなたの子です!」

 死後に泣き叫ぶ母・寧子(原田美枝子)。自分の父親との間にできた子と信じて疑わなかった夫・大介(北大路欣也)と、血液型が一致していたことが最後にわかる。

 ちなみに北大路は、かつて映画化の際は鉄平側の役だったため、息子と敵対する大介役を固辞していた。さらに、万俵家の娘婿役で出演した田宮二郎が、このラストシーンを模倣して猟銃で自害したことも伝えられている。

「名作ドラマ“至高の最終回”の謎を総直撃!(5)あの傑作の最終回を厳選プレイバック」のページです。デイリーニュースオンラインは、華麗なる一族とんぼ週刊アサヒ芸能 2016年 3/10号太陽にほえろ!ひとつ屋根の下カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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