サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「リーサルウェポンが巻き返す!」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「リーサルウェポンが巻き返す!」

 今週は中山で「中山牝馬S」が行われる。過去10年のうち7年で1、2番人気がそろって馬券圏外という波乱の重賞。穴党の出番だ。一方、阪神の「フィリーズR」は“本番よりもここが勝負”の馬たちがそろい、大激戦!

 4歳上オープンによるハンデ戦、中山牝馬Sが今週のメイン。よく荒れることで知られる重賞だ。

 馬単が導入された03年以降を振り返ってみよう。この間、その馬単で半数以上の7回(馬連では5回)も万馬券が飛び出している。1番人気は3勝、2着なし。2番人気は勝ち馬がなく、2着もわずか1回。データからは荒れて当然という波乱含みの重賞なのだ。

 まさに穴党の出番と言っていいが、もう少し細かくデータを見てみようか。

 これも馬単導入後だが、4歳馬=3勝(2着5回)。5歳馬=6勝(同3回)。6歳馬=3勝(同5回)。充実の5歳馬の活躍が目立っており、7歳馬以上は、わずか1勝(同0回)と、年齢を重ねてピークを過ぎた古馬には肩入れすべきではないようだ。

 では、顔ぶれを見てみよう。最有力候補は、ルージュバックだろう。これに続いてアースライズ、シュンドルボン、シングウィズジョイ、ハピネスダンサー、リラヴァティといったところが人気を集めるのだろう。が、ハンデ戦である以上、これら有力どころで決まるとは思いがたい。

 ルージュバックは、牡馬相手にきさらぎ賞を完勝。オークスは2着惜敗。そして、エリザベス女王杯も末脚及ばずコンマ1秒差の4着。こうした実績をもってすれば牝馬同士の一戦、56キロは背負わされそうだ。軽ハンデの馬が多いだけに、楽な競馬は望みにくい。過去55キロ、56キロを背負う実績馬が勝ち負けする反面、53キロ以下の軽ハンデ馬が有力馬の足をすくってしまうケースも少なくない。

 何ともつかみどころのない難解な一戦だが、であればデータにあるように、勢いに乗る充実の5歳馬に目を向けるのも一つの考えだろう。そしてもう一つ、顔ぶれを見て気づくのは、半数以上が前走から2カ月以上、レース間隔が開いていること。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「リーサルウェポンが巻き返す!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 3/17号ルージュバックリーサルウェポン水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る