天才テリー伊藤対談「生島ヒロシ」(4)3.11の辛い頃にあの人の助言が!? (1/2ページ)
テリー ところで、もうすぐあの3月11日が巡ってきますね。生島さんは東日本大震災で、妹さんご夫婦を亡くされて。
生島 そうですね。あの年の2月におふくろがあの世に旅立って、その準備をしている最中に、あの地震で遺骨とともに妹夫婦も流されてしまった。
テリー もう少し早く出発しているか、地震の発生が遅ければ‥‥。
生島 僕はけっこうポジティブですから、ずっと「大丈夫、見つかる」と思っていたんですよ。でも、情報がこないまま何日もたっていくとさすがに「これは厳しいかな‥‥」と思えて。
テリー その現実は、おいそれとは受け入れられないですよね。
生島 地震発生後、週明けの月曜がラジオの生放送で、そんな状況ですからお通夜みたいな放送をしてしまったんですよ。そしたらリスナーから、「生島さん、大変なのはわかるけど、私たちは生島さんの元気な声を聴いて1日元気で頑張ろうと思ってるんだから、しっかりして」って言われたんです。
テリー 厳しいけど、温かい言葉ですね。
生島 その声にずいぶん後押しされましてね。自分より大変な人が、このラジオを頼りにしているかもしれない。そう考えて、翌日から頭を切り替えて、頑張ることができたんです。
テリー リスナーも喜んだでしょう。
生島 でも、やっぱり妹夫婦のことは諦めきれなくて‥‥その時に心配して電話をくださったのがアッコさん(和田アキ子)なんです。「生島、お前、ちゃんと最悪の状況も考えとけよ」と。それから江原(啓之)さんにも、「そういう理不尽な理由であの世に旅立った人は、なかなか成仏できないで中間層で下を見てるはずだ」と言われて。
テリー そうなんですか。