嵐・二宮和也の日本アカデミー賞出席で露呈したジャニーズの”身長サバ読み”事情

デイリーニュースオンライン

嵐・二宮の日本アカデミー賞受賞で露呈したジャニーズの”身長サバ読み”事情
嵐・二宮の日本アカデミー賞受賞で露呈したジャニーズの”身長サバ読み”事情

阿蘭澄史の「芸能人は因果な商売である」

 国内の映画賞では最高峰となる日本アカデミー賞の第39回授賞式が3月4日に行なわれ、嵐の二宮和也(32)が最優秀主演男優賞を受賞した。二宮は『母と暮らせば』で主演をつとめ、第89回キネマ旬報ベスト・テンでも主演男優賞に輝き、日本アカデミーでも最優秀主演男優賞を初受賞。ジャニーズ事務所としては昨年『永遠の0』で同賞を獲得したV6の岡田准一に引き続き、2年連続の快挙を成し遂げることとなった。

 だが、ここである異変が発生する。二宮がアカデミー賞に出席した他の男性俳優陣と立ち並ぶオフィシャル写真が、いわゆる“公開処刑”状態となってしまったのだ。

■嵐・二宮より深刻?SMAPの身長”サバ読み”問題

「二宮が不幸だったのはこの日、高身長の俳優が揃っていたことです。公称168センチの二宮を囲むように177センチの内野聖陽、178センチの大泉洋、182センチの佐藤浩市、179センチの役所広司が並ぶ光景は壮観でした。それだけに、二宮の手足の短さやスタイルの悪さが際立ってしまい、公称168センチすら疑われる事態となってしまいました」(スポーツ紙記者)

 現在、ネット上では二宮の“身長詐称”を検証するサイトまで立ち上げられ、周りの俳優陣との比較から、「実際は160センチ、よくても160台前半と結論付けられている」(前出・記者)というから穏やかではない。

 とはいえ、ジャニーズの“身長詐称疑惑”は今に始まったことではない。数年前から燻り続けているのが分裂騒動の渦中にあるSMAPの木村拓哉(43)の身長問題だ。キムタクの身長は公称176センチだが、同じく公称165センチの中居正広(43)と並ぶ姿に、身長差が10センチ以上あるとは思えないという違和感を与え続けてきている。

「これまで何度もSMAPの取材をしてきましたが、2人の身長差が10センチ以上もあるとはとても思えません。実際の感覚として中居の実際の身長は160台前半、キムタクは170前後ではないでしょうか」(女性誌デスク)

 さらに不可解なのは、そんな当の中居が身長の“逆サバ読み”をカミングアウトしたことである。中居は昨年6月22日に放送された『中居正広のこうして私はやっちゃいました!神センス☆塩センス!』(フジテレビ系)に出演した際に、「実は俺もサバを読んでいたんだよ」と突然のカミングアウト。「俺の場合は逆サバ読みだけど」と話し、実際は170センチある身長を165センチと公表していたことを告白して視聴者を驚かせた。もはや誰の身長が本当で誰がサバ読みなのか、さらに混沌としている状況だ。

「ジャニーズ事務所は2006年の第30回に『武士の一分』で優秀賞に選出された木村拓哉を、(優秀賞の)皆さんと最優秀賞を競わせたくないという理由で賞から辞退させたが、近年は日本アカデミー賞に協力的な姿勢を見せている。ジャニーズのタレントが日本アカデミー賞に参加することになり、はからずも他の俳優陣と並ぶ場面が増えていくでしょう。今後は毎年のように、ジャニーズの“身長サバ読み”が話題になるかもしれません」(前出・デスク)

 その一方で背の低さなど関係ないとばかりのジャニーズ勢の躍進は、一般の低身長男性を勇気づけてもいる。このミステリアスな“身長問題”はなかなか決着が付きそうにない。

阿蘭澄史(あらん・すみし)
1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
「嵐・二宮和也の日本アカデミー賞出席で露呈したジャニーズの”身長サバ読み”事情」のページです。デイリーニュースオンラインは、SMAP騒動ジャニーズエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧