新入生必見! コスパ最高の都道府県が運営する「学生向けマンション」とは (2/2ページ)

学生の窓口

■コスパに優れた「学生向けマンション」

住宅供給公社は都道府県によって名称が異なりますが、自治体が運営する法人なので格安の賃貸住宅が多数、「学生向け」のマンションも紹介してもらえます。たとえば東京都の場合、礼金/手数料/更新料ナシ、1年以上の契約であれば学生でも借りることができます。

「学生向け」は2DK以下に限定されますが、同時に家賃も8万円未満と定められているので、とんでもなく高額な部屋を紹介されることはありません。たとえば23区内の2DK、43~45平方メートルで72,000~78,000円と、間取り/広さとも申しぶんなし。入居時に敷金が2ヶ月分、毎月数千円の共益費が必要ですが、絶対に戻ってこない礼金や更新料が不要なのは大きなメリットです。

関西では敷金の代わりに「保証金」を支払い、礼金なしが一般的ですが、退去時に保証金の一部を引かれる「敷引き」と呼ばれる制度もあり、全額戻ってこない場合もあります。一見フクザツですが、

 ・保証金 = 敷金
 ・敷引き = 退去時に支払う礼金

と考えるとわかりやすいでしょう。呼び名は異なっても、入居時には家賃の4~6倍が必要なケースも少なくありません。対して住宅供給公社の学生向けマンションでは、

 ・保証金 = 家賃の半額
 ・更新料(1年) = 1万円

と格安。25平方メートルの1Kが4万円前後、40平方メートル超が6万円代なども紹介されています。

マンション=ぜいたくなイメージが定着していますが、礼金や更新料が安い住宅供給公社を利用すれば、学生でも決してムリではありません。月々の家賃も重要ですが、入居時に必要な金額、住んでいるあいだに支払う「総額」も忘れずにチェックしてください。

■まとめ

 ・アパートやマンションを借りるときは、家賃の4~5倍が目安
 ・1~2年ごとに「更新料」が発生する物件も多い
 ・都道府県が運営している住宅供給公社の物件なら礼金や更新料なしが多数ある
 ・「学生限定」のマンションも多数あるので、引っ越す前に要チェック!

(関口 寿/ガリレオワークス)

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