台南の朝は「牛肉」で始まる!?「石精臼牛肉湯」で大人気の朝グルメ「牛肉湯」を食べてみた。 (1/3ページ)
「台湾の京都」とも呼ばれることの多い台南。1949年に台北が首都となるまで、長い間台湾の中心地であった台南は、台湾の古都として多くの台湾人から愛されています。
台湾で最も多くの文化遺産を有し、歴史と文化のつまった都市である台南は、同時に美食都市の一面も持っているため、台南発祥のグルメも数多く存在し、台湾グルメを語る上で絶対に欠かせない地域の1つです。
そんな美食都市の台南において、朝食の定番となっているものの1つが「牛肉湯(ニュウロウタン)」。
今回は、台南の朝の定番「牛肉湯(ニュウロウタン)」の人気店「石精臼牛肉湯(シージンジューニュウロウタン)」を紹介します。
・新鮮な牛肉
台南は、台湾の中でも特に新鮮な牛肉が食べられる地域として知られています。台南の周辺には食肉加工工場があるため、そこから新鮮な牛肉がいち早く配送されているそうです。その恵まれた環境にあることからも、台南には美味しい牛肉グルメが食べられるお店が多く存在しています。
たくさんある牛肉グルメの中でも、注目したいグルメの1つが「牛肉湯(ニュウロウタン)」と呼ばれる牛肉のスープ。非常にシンプルな料理で、なによりも牛肉の鮮度が大切となるメニューなので、新鮮な牛肉を手に入れられる台南ならでは名物といえるでしょう。
・台南の朝の定番
台南の名物グルメ「牛肉湯(ニュウロウタン)」、多くの地元の人は朝食として食べています。朝に牛肉と聞くと、少しこってりとしすぎているのでは?と思ってしまいますが、そんなことはありません。新鮮な赤身の牛肉をさっと湯通しし、牛肉をレアな状態でスープとしていただく「牛肉湯」は想像以上にさっぱりとした味付けです。