隅田川でのお花見で食べよう!江戸時代から大人気のお団子屋さん!東京・向島の「言問団子」 (1/3ページ)

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隅田川でのお花見で食べよう!江戸時代から大人気のお団子屋さん!東京・向島の「言問団子」

世界有数の大都市である東京は、江戸時代から現代までエネルギッシュに発展し続けています。

しかし、そんな東京にも、今でも昔ながらの江戸の下町の風情を残している地域がたくさん残っています。隅田川をはさんで浅草の反対側にある「向島」もそんな下町の一つです。

向島を散策してみると下町情緒あふれる町並みに、どこか懐かしいノスタルジックを感じ、見上げれば近代的な建物である東京スカイツリーに未来を感じることができます。

そんな向島には、向島三大和菓子という和菓子の老舗が3つあります。「桜もち」「草餅」そして、今回ご紹介する「団子」を作り続けている「言問団子」(ことといだんご)さんです。

・文豪に愛された味!江戸末期から100年以上続く向島の老舗「言問団子」!
向島の隅田川沿いにある「言問団子」さんは、江戸末期から100年以上続く老舗のお団子屋さんです。元々は別の屋号で創業したそうですが、平安時代の歌人・在原業平(ありわらのなりひら)が隅田川を眺めて詠んだ和歌にちなんで、「言問団子」と名を変えたところ大繁盛し、現在に至っています。

こちらのお店のお団子は多くの著名人、文豪にも愛され、戦後を代表する作家で食通としても知られる池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」にも描かれています。ただし、実際には「言問団子」さんは江戸末期の創業なので、主人公の長谷川平蔵がいた時代には存在していません。

ちなみに、このお店の名前が有名になるに従ってこの付近を言問(こととい)という名前が広く知れ渡り、言問橋や言問通りという名前が付いたという説もあるそうです。

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