スマホで老眼になる? 話題の『スマホ老眼』を医師が解説! (1/2ページ)
スマートフォンはすぐ手にとって、いろんな情報を引き出せるため、ついつい時間を気にせずに長時間使ってしまいがちです。そんな中、最近「スマホ老眼」という名称がじわじわと広がっています。
今回はスマホ老眼はどういうことなのか、医師に詳しく聞きました。
いわゆる「老眼」は、どういう状態? 老眼とは、年齢を重ねることによって、目の調節機能により調節できる範囲が、若いころよりもかなり狭くなっている状態をいいます。
遠視と混同されやすいのですが、遠視と老眼で違う点は以下になります。
・遠くを見やすい場合は、近くを見るのが苦手になる
・反対に近くを見やすい人は遠くを見にくくなる
このような状態がある場合、老眼といえます。
スマホを使うと、なぜ老眼と似た状態になるの? スマートフォンを長時間使うと、常に手元を見つめ続け、眼は近くにピントを合わせ続けることになります。
通常の生活では、ある程度あちこち、遠くや近くに目を動かすことが多いので、常に目は遠近調節を行っています。しかし、スマートフォンを凝視し続けることでスマホに合わせたピントが定着してしまい、他のものにピントが合いにくくなってしまうのです。
このように、まるで調節機能が低下した状態が老眼と似ていることから、この状態を通称「スマホ老眼」と呼んでいます。
スマホに集中、実はよくない…? スマートフォンの小さな画面に集中していると、ピント調節がされずに機能は低下してしまうおそれがあります。
通勤に使う電車やバスの中で使用すると、休憩を取らず、ひたすら長時間スマホを使ってしまいがちです。ずっと眼のピントが一点に合い続けることになり、よりスマホ老眼のリスクをあげてしまうということになると思います。