この瞬間を見逃すなんてもったいない!「手の動きでみる」1歳までの成長記録
赤ちゃんは生まれてから約12ヶ月をかけて、じっくり手の動きを練習し、ものに触れたり、つかんだり、つまんだりできるようになります。
発達の変化を知っておくと、赤ちゃんの「これができるようになったよ!」に気づきやすく、成長を楽しく見守ることができますよ。
そこで今回は、“赤ちゃんが1歳までに習得する手の動き”を、5段階に分けた月齢別の成長とともにお伝えします。
■0~3ヶ月:にぎにぎ期
1日のほとんどを寝て過ごす時期。原始反射の影響で手はぎゅっと握りしめたままの状態です。
手を動かして何かをすることはありませんが、自分の手をじっと眺めたり、音や声に対して反応したりします。視力はまだ弱いけれど、顔の近くにあるものをじっと見つめます。
■4~6ヶ月:手づかみ期
親指が開くようになり、手のひらを使ってものをわしづかみにする『手掌把握』が見られるようになります。
欲しいものに手を伸ばして握り、口や舌でものを確かめるようになるため、ママはちょっぴりヒヤヒヤしてしまうかもしれません。
自分と他人の区別がつくようになり、人との交流を通して感情表現が豊かになります。
■6~7ヶ月:手あそび期
“積む、崩す、転がす”など目と高度に手を動かした遊びが楽しくなる時期。左右の手を使ってものを持ち替えることができるようになります。
ですが、まだ手をうまく使いこなせず、手からものがこぼれ落ちることもしばしば。赤ちゃんの試行錯誤をじっくり見守ることができます。
この頃には大人の言葉を少しずつ理解するようになり、ジェスチャーや喃語で自己主張もするようになります。
■8~9ヶ月:つまみ期
人差し指をうまく使ってものをつまむ『指先把握』が見られます。左右の手に一つずつものを持てるようになり、手を自在に使いこなせるようになります。
■10〜12ヶ月:つかまり期
身体も発達し、片手でどこかにつかまりながら、もう片方の手でものを持てるようになります。
指先を自由に使ってものをつまむ『ピンチ把握』が見られるようになり、活動範囲が広がります。探究心や知的好奇心がぐんぐん育つ時期です。
いかがでしたか。
このように、赤ちゃんは少しずつ自身の手を使いこなせるようになっていきます。発達段階に合わせてものを触らせてあげたり、大きさや形、手触りの違うものをたくさん触らせてあげることで、感覚器官や脳を刺激・活性化することが可能です。
ぜひ、赤ちゃんの成長を見逃さないよう見守りながら、たくさんの練習をさせてあげてくださいね。
【筆者略歴】
※ Nao Kiyota・・・塾講師ライター。子どもたちが“もっと夢中で”学べる環境作りに日々格闘している。美容・健康分野でも執筆活動中。小学校教諭/特別支援学校教諭/心理カウンセラー/ダイエットアドバイザー/リンパケアセラピスト