超絶演奏が可能になる!? ドラマーに「3本目の腕」をあたえるロボットアームが登場 (2/2ページ)
下の動画では、その様子を見ることができる。
■ 音楽以外への応用への期待も
実は、Weinberg教授らは約2年前に片腕のドラマーのためのロボットアームを製作している。下の動画『Robotic Drumming Prosthesis – YouTube』が、その様子だ。
今度は、それを発展させて、誰もが装着できて、“サイボーグ・ドラマー”になれる3本目の腕という形で開発したのだ。
「自分の身体の一部にできるロボット機器を使うというのは、自分の横にロボットがいるのとはまったく異なる感覚になります。
この機器は使用者の身体の動きを学んで、それを補助、補完していくことで、使用者の身体の一部になるのです」とWeinberg教授は語る。
次のステップとして、研究チームはロボットアームを脳でコントロールしたいと思っている。既に、脳波を測定するヘッドバンドを使用して、ドラマーの脳の働きを読み取ろうという実験を開始している。
ドラマーがテンポや楽器を変えようと考えただけで、アームが反応できるようにしていきたいのだ。
この技術の応用は、楽器演奏だけにとどまらない。例えば、外科医が3本目の腕を使って次に使用する器具を取ったり、技術者が修理や実験の際に3本目の腕を使うことも考えられる。
ロボット技術というのは、完全に単独で作動するものだけでなく、このように身体の機能を拡張する機器としても今後は普及していくことになるのかもしれない。
【参考・画像】
※ Georgia Tech
【動画】
※ Robot allows musicians to become three-armed drummers – YouTube
※ Robotic Drumming Prosthesis – YouTube