外出先でうっかり服にコーヒーをこぼした! 知っておきたいシミ落としの応急処置 (1/2ページ)
白いシャツにコーヒーのシミがついちゃった、なんて経験はありませんか? 仕事中でもオフでも、コーヒーやジュースといった飲み物は身近なもので、うっかりシミをつくってしまうことがありますよね。そんなとき、大切な洋服を守るためには応急処置が大切です。今回はシミの種類と応急処置のやり方についてご紹介します。
■コーヒー・ジュースのシミは、濡らしたティッシュでうつし取る
コーヒーやジュースをちょっとこぼしてしまったら、すぐにできる応急処置を施します。
まず、ティッシュやハンカチを持って洗面台へ行きましょう。次に、シミの裏側に乾いたハンカチやティッシュを当てます。そして別のティッシュを水で濡らして、シミの表からつまむようにして、裏に当てたティッシュにうつし取るようにします。しつこいようなら、少しだけ洗剤をつけても良いでしょう。最後は必ず水で洗剤を落としておくようにします。裏の布にシミがつかなくなったら、応急処置は終わりです。
ただし、デリケートな服の場合には、水をつけてもシミにならないかどうか、目立たないところで確かめてからにした方が良いでしょう。シミ抜きのせいで、水ジミができてしまってはいけませんよね。
■シミにはいろんな種類がある
シミにはいろいろな種類があり、コーヒーやジュース、しょうゆのシミは、水溶性のシミと呼ばれています。もう一つ代表的なシミが、ケチャップやチョコレート、口紅といった油性のシミです。油性のシミの場合も、応急処置は水溶性のシミと同じように裏布にうつし取りますが、洗剤を使った方が良いでしょう。
他にも、泥水や墨汁といった不溶性のシミ、赤ワインやマーカーといった色素のシミ、血液や卵といったたんぱくのシミなどがあります。どれも応急処置をしておくことによって、家庭のお洗濯で落ちる可能性があります。
最近は、外出時用のスティック型のシミ抜き洗剤が売られています。